PLC (Power Line Communication)とは、LANケーブルの代わりに電灯線を利用する製品です。LANの信号を専用の機器で電波に変換し、それを電灯線で伝送する仕組みで、コンセントがあればLANケーブルを敷設しなくてもネットワークが組めます。速度もTCPで公称65Mbpsですから、インターネットの閲覧程度であれば十分な速度と言えます。ただしコンセントからパソコンまではLANケーブルで接続するので、設置場所はある程度限られます。

PLCを使ったネットワーク
PLCを使ったネットワーク


PLCはこんな人におすすめ

  • 鉄筋の壁が間にあり無線LANが利用できない人
  • LANケーブルを敷設が面倒、または住宅の事情でそれができない人
  • セットアップが不得意な人。基本的に初期登録や暗号化は出荷時にすんでいるので、製品をコンセントに差しこむだけで利用できます
  • LANを導入したいけど、セキュリティが心配な人。現在最強と言われるAES128Bit暗号化方式を利用しているので、セキュリティも万全です

PLCを使う上での注意点

  • 初期段階の費用は無線LANとあまり変わりませんが、子機側の機器が無線LANの子機より少々高価なので、子機が多いとそれだけコストがかかります
  • 各種のACアダプタや携帯の充電器などから発せられるノイズの影響を受けることがあります。影響がある場合は、ノイズ源の機器が接続されているコンセントに、PLC用ノイズフィルタ(別売)を設置する必要があります
  • 同じ配電盤に接続されているコンセント間でのみ利用できます。電柱からの引き込み線が別系統である場合は、近隣であっても利用できません

【ガイドおすすめ製品】
・パナソニック BL-PA510KT HD-PLCアダプタースタートパック
PLCはパナソニックが開発した製品で、ほかのメーカーも同社とほとんど同じ仕様になっています。その中でもこの製品はコンパクトで扱い易く親機/子機のセットでもリーズナブルな価格設定になっているので人気商品となっています。

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PLC機器の形状は主に2種類あり、コンセントに直接挿すタイプの製品と、延長コードを利用して設置する製品があります。また、子機側に直接複数のパソコンを接続できるタイプと、1台のみ接続できるタイプがあります。どちらも利用状況に応じて選んでください。

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