面接の服装は、親子とも華美でないシンプルなものを
面接の服装としては、親子とも華美でないシンプルな外出着がいいでしょう。カジュアルな服装は避けてください。母親は紺系のスーツ、父親は紺またはグレー系のスーツを着用する人が多いです。アクセサリーは控えめに。
子どもの服装として、軽い運動を入試に課すかどうかによって変わってきます。女の子はボレロまたはジャケットとワンピース、ブラウスとスカートなどの服装が一般的。色は紺無地。ブラウスは白。運動の試験がある場合は、運動用としてブラウス・ポロシャツとキュロットスカートなどがおすすめです。男の子はシャツ・ズボンにジャケット、あるいはベスト・セーター。運動の試験がある場合は、運動用としてポロシャツ・ベストなど。色は女の子と同様です。
受験者数の多い学校の場合は、少し目立つ格好をしたほうがいいと言われることもありますが、それでも派手なスタイルは避けましょう。スカートならグレー系の細かいチェック柄のものを着る受験者もいます。これは稀ですが、毎年志願者トップの某私立人気校では、「勘違い」して真っ赤なダウンジャケットを羽織って受験しに来た子どももいたとか。派手な服装はまわりの子どもの調子を狂わせてしまうことも考えられます。
受験を経験したご家庭の率直な感想として、「親子とも服装を気張る必要はない。学校は短い面接時間のなかで服装などは特に見ない。服装で合格するわけではない」という言葉が多く寄せられています。常識的で清潔感があり、一緒に受験する子どもたちに迷惑をかけない服装であればそれでかまいません。もし迷ったときは、受験する学校の制服を参考にするといいでしょう。
受験用の服は当日初めて袖を通すのではなく、予行演習のつもりで事前に着てみることを勧めます。試験前に本番と同じ格好をさせて受験校まで連れて行ったというご家庭もあります。
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