面接で親がよく聞かれること2:「親自身に関すること」
趣味、日ごろ大切にしていること・もの、最近嬉しかったこと、気になる社会問題・教育問題。夫婦の協力、父親・母親の役割についてどう考えるか、そのために家庭でどんなことをしているか。妻または夫の子育てについてどう思うか(妻・夫それぞれに質問)、夫の仕事(夫に質問)などが質問されます。
対策としては、簡単で難しいのですが、ご夫婦で話し合っておくこと(深いコミュニケーション)が大切でしょう。これはある学校の校長先生と話をしているときに、その先生が言われたことですが、「ご両親が一人の大人としてどんな趣味を持ち、どんなふうに生活を楽しんでいるかを知りたい。小さな植木をかわいがるのでもいい、自分の時間を持ち、暮らしを楽しんでいる両親のいる家庭は、きっとすてきな家庭だろうと思うから」と。
時事問題については社会・教育など広く関心を持つように。教育関連ではキーワードとなっているもの――いじめ、家庭の教育力、学校・地域・家庭の連携、子どもと携帯電話・インターネットなど――について、ご自身の考えや家庭の方針を答えられるようにしておきましょう。