お受験には、良い面と悪い面がりあます。良い面は子供の性質に合った学校が選べる、設備や環境の整った学校が選べる、生徒のレベルが揃っているので勉強しやすいなど今更あげる必要はないでしょう。

一方でお受験にのめりこみすぎると暗黒面(ダークサイド)に引き込まれてしまいます。まるでスターウォーズのジェダイが持つフォース(理力)に裏表があるように。

フォースを身に着けるために暗黒面についての知識が必要であるように、お受験の暗黒面も知っておく必要があります。

1.閉鎖性
お受験に関する情報はオープンではなく口コミ主体になりがちです。そのために情報は玉石混交しており、噂に振り回されたりします。閉鎖性の高い社会では情報操作が行われるのが常で、独裁的な指導者がいる国の例などを見ていただければ分かると思います。

またその閉鎖的な社会で成功しようとすると「お金」がものを言います。これは例えば密航者が高いお金をコーディネーターに払って、日本にやってくるところを想像して下さい。ここで引いている例は極端ですが、よく考えてみるとお受験にも似た所があると同意していただけるのではないでしょうか。

個人塾にはどうやって入ったらいいか分からない。紹介者に紹介料を払って狭き門を潜ったり。月謝は相場が分からず言われるままに払い、その他に付け届けも必要。合格実績は高いという評判でも、本当の合格率は決してオープンにはならない。

一番の問題点は、塾から与えられる情報を検証する手段が受験生側にはないということです。これではなんでもありになってしまっても仕方がありません。

2.お金がかかる
一般的に言われている通りにお受験の準備をすると、お金がかかるのは本当です。十分な事前調査なしに周囲に巻き込まれてお受験に足を踏み入れるのは危険です。

初めは週1回教室に通わせていたのが、2回になり別の教室と掛け持ちしたり。さらには運動テストのために体操教室に通い始め、お絵かきや工作対策に絵画教室にも行く。春休みや夏休みの時期に行われる特別講習は料金が非常に高い。夏休みの直前コースなど20万、30万円はざらです。

これを年中から2年間続けたら数百万かかっても仕方ありません。お受験を費用対効果を考えた投資としてみると、投資家は二の足を踏むと思います。というのは募集人員が少ないため、志願者の合格率が決して高くないからです。つまりはハイリスク=ローリターン投資だということです。