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夫の死、あなたは生きていける?遺族年金2(2ページ目)

夫が亡くなったほうが家計が安泰……こんな「保険かけすぎ家庭」になっていませんか? 一家の大黒柱の万が一に備えるためのシリーズ、2回目。適正な生命保険金額を計算してみましょう。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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遺族になったあと、必要なお金はどのくらい?

遺族になったあと、必要なお金はどのくらい? ざっくりでかまいませんから、イメージをつかんでおきたいものです
遺族が必要とする金額は、現在の生活費をもとに、試算します。さらに、今後の子どもの学校関係の費用を加えます。

下の表を使って、ざっと計算してみてください。ここでは子どもが大学卒業までの費用を考えましたが、子どもが独立したあとも、妻が保険金を中心に生活していくという場合は、65歳くらいまでの生活費を考えます。

「夫がいなくなったら、生活費は今の7割くらい」というのがひとつの目安。夫があまりお金を使わないタイプだから今の8割くらい、趣味にたくさんお金を使うから今の5割まで減るなど、各家庭の実情に合わせてください。

住宅ローン返済中の方は、ローンの名義人に万一のことがあった場合には団体信用生命保険からの保険金でローンが完済されるので、ここでは計算に入れなくてよいでしょう。(病気で働けないという場合は、団体信用生命保険は適用されません。)。妻の実家で暮らせるから家賃は不要、など個人の状況に合わせて考えます。

<遺族が必要とするお金をざっと見積もりましょう>
遺族が必要とするお金って、どのくらい?
*住宅ローンは含めない。



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