家計簿・家計管理/家計管理の基本

格差社会へ!?我が家は富裕層?下流層?(3ページ目)

「1億総中流社会」から「格差社会(二極化)」へ。いつのまにか真ん中ではいられず「上流層(富裕層」もしくは「下流層」への岐路に立っている!?我が家はどっちに進む?

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

  • Comment Page Icon

我が家は下流と上流 どっちに進む?

そもそも「格差社会」とか「二極化社会」、「年収300万円社会」などと呼ばれるようになってきたのはなぜか?我が家は普通に暮らしているだけなのに・・・という気もします。

これからは、今までのように普通に暮らしているだけでは「中流」は維持しづらい環境になってきました。いつの間にかジワリジワリと席を移動され「下流」グループに座っていることもありえます。

これから私たちは次のような環境の中、手探りで将来に向かって歩いていかなければなりません。

■人口減少社会・超少子高齢化社会

日本全体の人口減少とそれに輪をかけた労働人口の減少により、収入を得ることができる人口が減っていく社会の中で、増大する高齢者層を支えていくこととなり、おのずと負担は重くなります。そしていつか私たちも支えられる側になっていきます。

■増税・インフレ社会

増税の重圧
家計を圧迫する増税とインフレ
慢性的な赤字の財政を、国債の発行という赤字先送り手法の自転車操業で賄っている日本。その額は国債・地方債などを合わせると1,000兆円に達します。生まれたばかりの赤ちゃんを含めて国民一人当たりに換算すると800万円を超える借金のツケが重くのしかかっていますが、そろそろ自転車操業にも限界が近づいています。

この状況を変えていくには、インフレ(物価上昇)を起こすか、大幅な増税をせざるを得ないところまできています。最終的には国民の私たちになんとかしてくれということですね。私たちはこの避けられない増税やインフレ(物価上昇)に耐えることができる家計を今からつくっておかなければなりません。

■自己責任社会

国や企業が私たちを守ってくれた時代は終わりました。国も企業も自分のことが精一杯で、国民や従業員のことまで守ってくれません。

預貯金ではペイオフの導入、国は年金や医療などの社会保障は負担を上げ、給付を削減してきています。企業では退職金制度も確定給付型(企業が将来支払う退職金を約束)から401kなどの確定拠出型(企業は一定の退職積立金を負担し、その運用は社員が自己責任でおこなう)へ移行するなど大きく変化してきましたし、これからもますます変化の度合いは大きくなっていくことが予測されます。

■無責任社会

自己責任社会の一方で、無責任な人たちも増えています。

●耐震強度偽造問題の当事者と、それを本質から離れて政権争いの道具にしようする政治家

●自分の会社を世界一にするために、結果的に多くの投資家を犠牲にしたホリエモン

●いっこうに減らない年金未納者

●意欲と気力を持たず、ただなんとなく働きたくないニート etc

年金や医療費・税金の負担などは真面目に働いて納めている人にかかってきます。人ごとではありませんね。

■成果重視社会

「年上」「社歴が長い」「会社に貢献してきた」などということは、もう企業の中では出世や給料などの尺度にならなくなってきました。

個人個人が今以上に「努力」をするということはもはや当たり前で、それ自体も評価に占める割合も下がってきています。日本も「結果」を出すこと「成果」を上げることで処遇が決まる欧米型の体系へと変化してきました。好き嫌いを問わず、今後もますますその傾向は強まるでしょう。

格差社会に押し流されない、豊かな人生を自らの手で掴むために  次のページへ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます