
物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、愛知県に住む29歳女性のエピソードを紹介します。
ベランダから見えたウミガメに感動
【回答者プロフィール】
・年齢:29歳
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:フィットネスジムの事務スタッフ
・世帯年収:450万円
・貯蓄:300万円
最近、女性が行って感動した旅先は「ハワイ」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「はじめてのハワイ旅行に行きました。海が日本とは比べられないほど美しかったです。ウミガメウオッチングツアーに申し込んでいたのですが、宿泊するホテルに荷物を置いて、ベランダから下の海を眺めただけで、ウミガメを何匹も見ることができました」
無理なく効果を出せる。真っ先に削ったのは……
旅行を満喫した様子の女性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「食費」と答え、外食を減らして自炊を心掛けることで、月1万円を削減したと言います。
なぜ、そこを真っ先に削ろうと思ったのでしょうか。
「外食の費用は、すぐに削ることができると考えたからです。週2回だったものを週1回に減らすだけで、大人2人分の食費が減るので、効果も大きかったです」
無理なく、効果が出やすい支出から見直す……その積み重ねが、旅行資金になっているようです。
「安全」にはお金をかける、飲み物は粉末緑茶を持参
食費は削る一方で、女性が「ここは削らない」と決めているのが、安全のための費用です。
「安全な旅にしたかったからです。多少高くても、飛行機は格安ではないプランを選んだり、宿泊先も日本人のファミリー層に1番人気のホテルにしたりしました。おかげで夜もホテル内で安心して過ごせました」
とはいえ、旅先では物価高を強く実感したそう。そこで、ちょっとした準備で出費を抑えました。
「ペットボトル飲料や食事代が、日本の3倍はしました。ホテルに無料のウォーターサーバーがあるのは分かっていたので、粉末の緑茶を持っていって、ペットボトルは買わないようにして過ごしました」
安全にはしっかりお金をかけつつ、抑えられる出費は事前の工夫でカバーする。メリハリのある使い方が見えてきます。
旅は気分転換で、人生の刺激
女性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「気分転換です。毎日同じことの繰り返しだと、人生に刺激がなくてつまらないと感じるので、旅行に行って新しい体験や発見をしたいと思っています」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「最初に予算を設定して、旅先でだいたいかかるだろう費用を計算してから行きます。飛行機や新幹線、ホテルなどは、決めたらすぐに予約して、『早割』などを活用しています」
移動や滞在の安全にはしっかり投資しつつ、外食や旅先のドリンク代といった工夫できる部分はスマートに抑える……かけるべき場所と節約するポイントを見極める姿勢は、物価高の時代でも安心して旅を楽しむための1つの方法と言えそうです。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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