
物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、神奈川県に住む32歳女性のエピソードを紹介します。
初めてのイタリアで街並みとワインを堪能
【回答者プロフィール】
・年齢:32歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:建設業
・年収:600万円
・貯蓄:500万円
最近、女性が行って感動した旅先は「イタリア」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「初めてイタリアに行きましたが、ご飯はおいしく、街並みもきれいで、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』も見ることができてよかったです。どのお店のワインもおいしくて、ついつい飲み過ぎてしまいました」
真っ先に削った出費は……
旅行を満喫した様子の女性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「衣服や普段の食費」と答え、月2万円ほどを削減したといいます。
なぜ、そこを削ろうと思ったのでしょうか。
「旅行はお金がかかりますが、楽しむことへの出費は惜しみません。だから、洋服や普段の食費を削って旅行に回しました。普段の食事より、旅行での食事を楽しみたいからです」
日常の装いや食事を少し抑え、その分を旅先での楽しみに集中させる。メリハリのある使い方が軸にあるようです。
「旅先の食事は我慢したくないので…」
普段の食費は抑える一方で、女性が「ここは削らない」と決めているのが、旅先での食事です。
「旅行は、施設の入場料やお土産代、交通費、宿泊費などいろいろかかりますが、その土地のおいしいものを食べたいので、食事は我慢したくないのです」
とはいえ、宿泊費では物価高を強く実感しているそう。そこで、ホテル選びを工夫しているといいます。
「ホテルの宿泊費が高いと感じました。駅の近くのホテルは高いので、駅から少し離れた場所を選ぶようにしています」
譲れない食事は守りつつ、宿泊費は立地の工夫で抑える。無理なく続けられる調整です。
旅行は「暮らしの目標」
女性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「旅行は暮らしの目標になるから、諦めたくないです。日々の仕事も、節約も頑張れますし、行きたいところや食べたいものを調べながら、日々を充実させてくれるからです」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「安ければOKというわけではないので、削れるところ、妥協できるところを見つけて旅行したいです」
日常で賢くメリハリを付け、譲れない体験を満喫する工夫は、物価高の時代でも自分らしく旅を楽しむ1つの答えかもしれません。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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