■「教育資金づくり=学資保険」本当にそれでいいの?(1ページ目)
■大学の教育費 昔と今と未来(2ページ目)
■学資保険の代表選手 その実力はいかに!?(3ページ目)
■こんなおススメ商品もありますよ(4ページ目)
「教育資金づくり=学資保険」本当にそれでいいの?
昔は高利回りで「お宝保険」と呼ばれた学資保険。超低金利の現在でも、教育資金作りの商品として有利と言える? |
その当時は今では考えられないくらいの高金利時代。銀行や郵便局の預貯金でさえ、利率6%以上のものも普通にありました。
学資保険や養老保険なども、高い予定利回りのものが多くあったので、18年間かけて支払った保険料の総額に対して、その倍以上の満期金を受け取ることができました。
しかし、現在は超低金利が続いています。一方で教育費は少子化などの影響で、値上がりを続けています。増える力の弱い低利回りの学資保険で、値上する教育費をまかなうのは大変です。
学資保険の積立利回りでは、教育費の値上率においつかないのが現状です。
学資保険をかけていれば安心という時代ではなくなりました。親として教育費を出してあげたいということなら、子どもが大学に入学する頃に、教育費がいくらになっているかを考えながら、準備していきたいですね。
子どもの将来の教育費を想像するために、過去の大学教育費の変化をのぞいてみましょう。