人生の支出を減らす、3つのポイント

家計管理
どの支出を減らしたらいいのかな?
人生の支出は、「日常の生活費」、「人生の3大支出」、「人生を楽しむための支出」の3つに大きく分類されます。

人生の支出を減らすといった場合に、食費や洋服代を切り詰めて日常の生活費を減らす、マイホームをあきらめて人生の3大支出を抑える、将来の夢や希望を捨てて人生を楽しむための支出を減らすという方法もあるのですが、それでは生きていてもつまらない人生になってしまいます。

「人生を楽しみながら、人生の支出を減らすには?」という発想で考えなければなりません。人生の支出を減らすための視点は大きく分けて3つあります。

■「無駄な支出」を無くす
何が無駄かというのは、人それぞれのライフスタイルや価値観によって異なるものでしょう。ガイド平野は、お客様からのご相談でたくさんの家計簿を見てきましたが、他の人の家計簿と比べて、支出が多い・少ないということはほとんどしません。

その代わりに、普段の生活を振り返っていただき、自分にとって「価値や意味のない支出はないか」という視点で支出を見直すようにアドバイスしています。そうすると、普段の生活習慣の中で自然と使ってしまっているお金などがたくさん洗い出されます。価値観も自分自身の中で変化するものなので、年に1度くらい、定期的に自身の生活習慣を見直すと、人生の無駄な支出を減らすことができるでしょう。
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■「消費」に対する考え方を見直す
買わずに借りて、家計を大改善!」というコラムの中でも書きましたが、最近は、さまざまなモノがレンタルできるようになりました。自動車や書籍・DVDのレンタルは、既に多くの人が利用したことがあるでしょう。モノを購入した方がトクか、借りた方がトクかというコスト意識を持つことも、人生の支出を減らすのに大きな効果を発揮します。
●買うか借りるかの判断基準
・比較的金額が高価なもの
・利用頻度が低いもの
・利用期間が短いもの

金額が比較的高価で、利用頻度が低いか、あるいは、利用期間が短い場合は、購入するよりも借りた方が金銭的にトクな場合が多いです。

■「金融コスト」を意識する
皆さんは金融コストを意識したことがあるでしょうか? 人生の中で関わりの深い金融コストは、お金を借りる時の利息、万が一を保障・補償する保険に入るための保険料、そして投資運用成果に影響を与える金融手数料です。

●借金の利息
住宅ローン2,500万円を35年・金利3.0%で借りた場合と、25年・金利2.5%で借りた場合の利息の総額は、前者1,541万円、後者864万円で、その差はナント677万円になります。住宅ローンの組み方次第で、支払う利息は大きく異なります。

また、住宅ローン以外のカードローンやキャッシングローンなどは、預貯金の金利を大きく上回るし、借入が常態化すると、高い金利の利息を払い続けることになります。住宅ローン以外は借金をしないで、計画的に貯めてから使うという発想に切り替えることが必要です。

●保険料
毎月の支払額は少なくても、人生という長い期間で捉えると、保険料の支払いも結構な金額になります。必要な死亡保障額や医療保障額は、一人ひとりで異なります。よく家族構成から必要保障額は? という保障の目安を目にしますが、その数字を鵜呑みにしないで、オーダーメイドで保険の設計をしてもらいましょう。その際に、なぜ、その必要保障額が算出されたのかという問いを保険提案者にして、納得した回答を得て保険に加入するように心がけましょう。

●金融手数料
すでにご存知のことと思いますが、投資信託などの金融商品には購入手数料や運用時の信託報酬などの金融コストがかかります。手数料が悪いという訳ではなく、例えば自分で銘柄を決めて株式をいくつか購入する場合でも、株式の購入手数料はかかるし、途中で運用対象を入れ替えたり、株価をモニタリングするにもコストや時間がかかります。そう考えると、金融商品に手数料がかかるのは必須です。

ただ、金融商品の中には、大した成果を出していないのに運用コストが高いものがあったり、同じタイプの金融商品で運用コストに大きな差がある場合があります。金融商品を選択する際には、そういった金融コストに着目する必要があります。特にこれらのコストは、金額として表れにくいものなので、注意が必要です。
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