REITを救え! 今後の動きはどうなる?
REIT支援策は? |
- 政府がREIT向けに、貸し渋り対応の融資として、日本政策金融公庫の「危機対応円滑業務」を活用した運転資金不足に対応する低利融資制度を設ける。
- 国土交通省では、時価総額等が異なる様々なREITが存在することから、規模が小さく投資家からの評価が低い銘柄についても合併等を通じて安定した成長が図れるよう、合併手続き等の環境整備について、検討会議をスタート。
REITは本来、不動産の稼動状況が適正であれば、価格も比較的安定しているハズ。現在のように、NAV(純資産価値)倍率がほとんどのREITで1倍を切っている状態は異常です。1倍を切っているということは、REITの投資口をすべて買い取っても不動産をすべて売却したら、お釣りがくるということ。現在の投資口価格には、制度上の弱点や破綻リスクが織り込まれていると感じます。REITの弱点が、制度の充実などによって改善されれば、価格も少しずつ回復していくでしょう。
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