マイホームは幸せもパッケージした金融商品。だから“魔物”

「夢のマイホーム」は夢かも!?
憧れのマイホーム。夢だったから幸せに暮らしたい。だけど…
結婚して数年、子どもにも少し手がかからなくなってきた…。
そうなると「そろそろ、マイホーム(持ち家)が欲しい…」と、お思いになってくる時期かもしれません。主要駅までのアクセスも良く、利便性やデザイン性にも優れた分譲マンション。ゆったりとした休日を過す、子どもを育てるにも理想の戸建。多くの人が憧れを抱くものです。

しかし、この憧れによって、いま(住宅取得後)苦しんでしまっている、後悔している人が多いのも事実。住宅ローン破たん予備軍は、1,000万人以上ともささやかれており、世の中“マイホーム取得=幸せ”という図式は成り立っていないものです。

マイホームによって、自分が思い描いていた理想の生活を過されている方も多いのかもしれませんが、今まで相談にのってきた経験からは、住宅はその後予想される「幸せ」をもパッケージした金融商品であり魔物である、とまず一言いいたくなってしまいます。

なぜマイホーム購入で不幸に?

広い意味、幸せなどを得ようとマイホーム購入をするのに、なぜ逆に「不幸」に感じることとなってしまうのでしょう?

借金を伴うことが大きいのかもしれません。無借金で住宅を購入する人はまずいないもので、金融機関の住宅ローンを利用して購入することとなります。購入時に掛かる費用や物件代金への頭金を支払えて、ローンを組むのであればその後の破たんリスクは軽減できるのですが、正直いって当所からむちゃくちゃな計画で組んでいるケースも実際は多いと感じます。

毎月の住宅ローン返済金額が、手取り収入の3分の1以上を占めていたり、ボーナス加算額が実際に支給されるボーナスより多いとか。これでは、ショートするのは時間の問題となります。