純粋さや信じる力も時には“仇”
個人のやりたいこと優先?それが借金を膨らませた原因ではない? |
こういったデマにより、債務整理という選択肢を頭の中から排除する人も少なくはないのです。その反対側にある債務整理の効力や効果を、検討することなく捨てることになるのですから、純粋さや信じる力も時には仇(あだ)となり、非常にもったいないことなのです。
その他、債務整理したことを「自動車免許証に書かれる」とか「銀行が利用できなくなる」「貯金が一切できなくなる」といった、正直いって常識的に考えればそれはないだろう…といったものまであるのです。
問題外な理由
今までの相談経験上、こんな理由で債務整理を拒む人もいました。問題外です(笑)。・キャバクラでゴールドカードであることを自慢できなくなるから(汗)
・遺言なので…(どんな家系なのでしょう)
・弁護士に負けたことになるので…(意味が?)
・ストレス解消の“無茶買い”ができなくなるから(そういうことするからそうなったのでは?)
・カードのポイントが無くなるから…(いやいや、金利の方がもったいないでしょう)
このようなくだらない理由によって、大目的を見失うことだけは避けて欲しいものです。そして何より恐ろしいと感じるのは、こういったデマにより第一歩が踏み出せなくなることです。根拠のない噂を心配し、踏ん張りすぎて酷い状態になり、取り掛かるタイミングを間違えてしまう。場合によってそれは、取り返しがきかないことに繋がることも考えられます。債務整理することを勧めたくてこの記事を書いているのではありませんが、十分に調べながら確かな情報かどうかを見定め、状況によっては債務整理を視野に入れていかれることをお勧めしておきたいと思います。
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