差額=返済原資は危険かも
状況を把握したら、相談することも大切です。 |
実生活では予測できない不意な出費がありますよね。葬祭や病院やケガ、家電の故障…。それらにお金を借りずに対処できる力を備えておくことも大切。ですから、たとえ差額からの返済能力が150万円と出たとしても、130万円くらいと少し下げて考え、生活資金の余裕を作るよう考えることも大切です。
返済能力が借金より少い!じゃあ破産?
「返済能力が借金額を下回ってしまった。では残された道は自己破産?」。そう思われる方もいたことでしょう。ですが即座に落胆しないでください。今の借金はグレーゾーン金利で借りているものかもしれません。そうなると本当の借金残額とは言えません。過去に支払った灰色金利部分が無効、元金に充当されるなどして、借金額はグッと圧縮される可能性があります。
また、交渉によっては返済期間が3年ではなく、4~5年での長期が可能にできるかもしれません。ほかに「個人再生」という解決法もありますから、それで毎月3万円程の返済になり、希望を叶えることができるかもしれません。結果イコールではないことも現実です。簡単に落胆したり、諦めたりする必要はないのです。
きちんと解決するために
心配でも専門家のところには行きにくい、という方のための自己診断法を紹介しましたが、これでも解決方法を確定できるものではありません。家計だけではなく様々な要素が含まれる場合があるので、きちんと解決したいと考えるのなら専門家に相談するべきです。事前に自分の返済可能額がわかっていると、専門家が本当に自分のことを考えてくれているのかが見えやすくなりますし、相談したい点もはっきりとし伝えやすくなるでしょう。
計算するだけでは解決しません。家計状況に納得したら、相談に行ってみるなど一歩踏み出してみましょう。
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