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介護保険のメリット・デメリット

公的な介護保険だけでは安心できないと、民間の介護保険を検討する人が増えています。とはいっても、この介護保険は商品自体が複雑。介護保険の特長をチェックしておきましょう。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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公的な介護保険だけでは安心できないと、民間の介護保険を検討する人が増えています。とはいっても、この介護保険は商品自体が複雑。介護保険の特長をチェックしておきましょう。

◆現金支給が嬉しい


公的な介護保険で受けられるのは「介護サービス」。このサービス料の1割は自己負担になります。公的介護保険ではお金は一切入ってこずに、出て行くばかりということ。

介護状態では収入があまり見込めません。そんな時にありがたいのが、民間の介護保険の給付。これらは現金で支給されますので心強いですね。介護保険の一番メリットは、現金給付であると言えるでしょう。

◆終身介護年金は、安心度100%


終わりが見えないと言われる介護。いつまでこの状態が続くのかは、誰もが予想することは出来ません。ということは、将来どれくらいのお金が必要になるかが全くわからないということ。これでは、多少の貯えがあっても不安なものです。

こんな時に安心なのが、所定の介護状態である限り、終身で受け取ることが出来る介護年金保険。これなら、安心して暮らすことができますね。

◆死亡保障などが減る場合も


介護保険で気をつけておきたいのが、介護以外の保障が含まれているタイプの保険です。死亡や高度障害、特定疾病や入院などの保障をひとまとめにして契約しています。そのうちのどれかの保険金が支払われた時に、全ての保障が終わってしまったり、他の給付金が減らされたりする場合があります。

入院給付などを受け、介護保険の給付金が目減りしたということも。また介護保険の給付を受けたため、死亡保障が減らされたということもあります。
すでに加入していた生命保険に特約で介護保険を追加した場合によくあるパターンです。介護保険を特約で加入している人は注意が必要です。
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