損害保険/損害保険関連情報

火災保険でわが家の埋蔵金が発掘できる?(2ページ目)

家計の見直しの王道といえば「生命保険の見直し」ですが、火災保険の見直しでも保険料が抑えられ、さらに埋蔵金まで発掘できるケースがあるので要注目です!

清水 香

執筆者:清水 香

火災保険の選び方ガイド

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保険料が埋蔵金として戻ってくる仕組み

火災保険に入り直すと未経過分が戻る
火災保険に入り直すと未経過分が戻る
補償内容をスリムにすると、火災保険料もおさえられることがわかりました。ただ、火災保険は数千万円レベルの巨大災害リスクをカバーする性格の保険です。保険料を安くしようと、わが家に必要な補償まで削ることは避けるべきです。ただ種々の補償がセットになったパッケージ商品の火災保険には、リスクに見合わない補償がセットされていることもあります。実態に合ったシンプルな補償にすれば分かりやすくなり、これからの保険料も節約できるはずです。

さて、ここからが埋蔵金の話。新しい火災保険に契約し直し、一方で今までの火災保険を解約します。すると未経過期間分の保険料がほぼそのまま戻ってきます。要するにこれが“埋蔵金”というわけです。計算はカンタンです。たとえば上記の契約を、契約から5年後に解約した場合、25年分の約68万円が戻ります。契約後15年なら半分ほど、つまり40万円程度の保険料が戻ってくるのです。新たに保険に入り直して保険料を支払っても、戻ってきたお金を手元に残すこともできそうです。
た特約火災保険でも、ローン返済期間中に他の一定の火災保険商品へ変えることができます。た
なお、旧住宅金融公庫ローンを組んだ時に契約しだ、現在よりも補償をシンプルにすることは認められておらず、たいていの場合、契約し直すと保険料が上がってしまうでしょう。補償内容を変えたい場合は別として、保険料削減効果は期待できないと思います。 
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