地震は防げませんが、地震に備える事は出来ます。 |
万一の場合、地震保険で払われる保険料は3パターン。
地震保険は、建物、家財共に保険金を出来るだけ早く公平に支払えるよう損害の程度を、「一部損」「半損」「全損」と3つに分けています。地震保険の契約金額が、建物1000万円、家財500万円の場合、損害が「半損」なら750万円の保険金が支払われます。仮住まいからいち早く日常生活を取り戻すための糧になる事は間違いありません。地震保険には、割引がある。
地震保険の割引制度には、住宅の耐震性能に応じた「建築年割引」と「耐震等級割引」があり、所定の確認資料を提出すると、地震保険の保険料が10%~30%割引されます。どちらか1つだけ適用を受けられます。地震保険の保険料の簡単な試算は、ネットで出来る。
日本損害保険協会のホームページで試算出来ます。建物の耐震等級について分からなければ、建物が建築された年で試算してみましょう。●東京都、木造、耐震等級を受けていない昭和56年6月以降に建てられた建物。
・火災保険の契約が建物2000万円、家財1000万円の場合の地震保険の1年契約の保険料は?建物が1万9200円~3万2000円。家財が9600円~1万6000円です。(地震保険の保険料は、火災保険保険料の30%~50%で設定するので、建物600万円~1000万円、家財300万円~500万円)
地震保険の保険料は、5年分まとめて払うとお得。
火災保険は最長36年まで長期契約が出来ますが、地震保険は5年が限度です。1年ごとの更新よりも、5年契約の方が約12%お得になります。いかがでしたか?今自分が住んでいる地域を大地震が襲ったら・・・。独身で賃貸住まいなら、損害も限られ、貯蓄でも対応出来るかもしれません。しかし、家族がいる場合は賃貸でも持ち家でも損害額は多くなります。一戸建ての場合は、更地にして土地を売る事も出来るかもしれませんが、マンションの場合は出来ません。いろいろなケースを想定して、地震保険を検討する価値は充分あるでしょう。
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