形状で選ぶコンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラはデジタル一眼レフとは異なり、さまざまな形状が存在しているのが特徴です。その多くは機能を反映していることが多いのですが、常用しているバッグなどの大きさによって形状から選択することもあるでしょう。代表的なコンパクトデジカメの形状からそれぞれ、一機種ずつをピックアップしてみました。
カード型のコンパクトデジタルカメラ
なにをもってカード型とするかは難しいところですが、ここではCIPA準拠(最薄部ではなく突起部も含めた数字)で20mm以下の薄さのものをカード型と呼称します。【ガイドおすすめ機種】
・キヤノン IXY 3
薄さ19.2mmというカード型でありながら、28-336mm相当の12倍ズームレンズを搭載しています。これはもう驚きの一言。
そしてなによりも強調したいのはシンプルでありながら、美しいプロダクトデザイン。画質面でも充分に健闘しているといえるレベルで、「日常で持ち歩く」ということを考えると最強の製品ともいえるでしょう。(参考記事:キヤノン IXY 3 レビュー)
薄型のコンパクトデジタルカメラ
現在のコンパクトデジカメにおいて主流となっている薄型コンパクトは各社がもっともボリュームを持たせているジャンルといえます。5倍ズームていどに抑えた一般的なものと、10-15倍ズームを搭載したコンパクト高倍率ズームのふたつが薄型コンパクトの主流となっています。【ガイドおすすめ機種】
・オリンパス SH-25MR
厚さは30mmをわずかに超えています(30.6mm)が、「薄型」の範疇に入れてもよいと思われます。GPS、動画撮影中の静止画撮影(もちろんブラックアウトなし)、24-300mm相当の12.5倍の高倍率ズームレンズ、タッチパネルなどさまざまな機能が「これでもか!」とばかりに搭載された多機能デジタルカメラです。(参考コンテンツ:最新機能全部入り! オリンパス SH-25MR レビュー)