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【アンケート】子育て家計の住宅ローン(4ページ目)

7月に行ったアンケートの結果、子育て中の家庭が借りている住宅ローンの金利タイプについて、驚くべきことが判明しました!!

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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変動や短期固定金利で借りてはいけない人


逆に、変動金利や短期固定金利で借りてはいけない、というかリスクが大きすぎると思われる人もいます。
そういった世帯の条件を整理すると、次のようになります。

いずれか該当する場合は、本来は長期固定金利でアkリルべき世帯であったといえます。
金利が本格的に上昇する前に、借換えを検討しましょう。


<変動固定や短期固定金利で借りてはいけない人>
1・変動金利や短期固定金利の怖さを理解していない人。
2・金利が上がり始めたときに、機敏に長期固定や全期間固定に借り換えをする準備がない人。
3・金利が上がって返済額が上がったら、家計がアウト!という人。
4・繰上返済に回せるある程度の資金が準備できていない人。
5・固定期間が終わるころに大きなお金が入る予定など毛頭ない人。


投資同様、借入れの金利についても、「リスク」をとっていいのは、家計にゆとりがある人なのです。

子供がいて、ただでさえリスクがとれない世帯では、何事も慎重に判断する必要があります。


★ガイド豊田のつぶやき★
中には、子育て家計であっても、変動や短期固定のキャンペーン金利で低いものへの借り換えを前提に考えている人もいるようです。
「短期から短期で有利なものを選んで借り換えしていけば最もトクをする」といった『短期ころがし神話』のようなものが一部にあるような気がします。

でも、金融機関が今のようなキャンペーンを5年後、10年後もずっとやっていくとは限らないわけですし、全体に金利水準が上がればやはり負担は重くなるのです。
もし本気で『短期ころがし』を狙う場合はリスクを自覚する必要があるでしょう。

そうしたリスクを取るには、ある程度、家計的にゆとりがあることが前提といえます。


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<関連リンク>
お宅の住宅ローン「金利変動リスク」は大丈夫?
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