金融広報中央委員会のビデオ教材を使用
ビデオは「UFOにつかまったこどもたち」(上映時間20分)。参照:ビデオでマネー教育☆
子供たち3人が宇宙人にさらわれ、「お金やものを大事にしない奇妙な癖を持っている」と指摘されます。“記憶再生装置”で自分たちの行動を見て、いかにお金やものを大事にしていなかったかに気づかされます。また、家ではごろ寝ばかりしているお父さんだけど、外では一生懸命に働いていて、だからこそ、収入を得て家族が生活でき、お小遣いだってもらえるんだということも、教えられます。
でも、「今のままでは地球が滅びてしまう」という宇宙人に対しては、3人は「大げさだ」と反論。ところが、“商品分析装置”なるもので、ムダにしたことのあるおやつやおもちゃ、文房具などの製造過程や原材料について見せられるうち、1つの製品に多くの人が関わっていることを知るとともに、ものを大切にしないと環境破壊にもつながりかねないと深く反省。その後、すきを見てUFOを脱出。結局は「夢だった」というおちですが……。
お金と労働との関係や、大量消費による環境破壊の問題まで含めた解説があり、小学生にはとてもいい教材だと思います。
ビデオ終了後、子供たちからも「お金を大切にしないといけないと思った」という感想がたくさん聞かれました。