お金よりも大事なものがある
「お金よりも大事なものがあると思うか?」という内容の質問に対して、「そう思う」と「そう思わない」と答えた子どもたちの割合は次のようになっています。他の回答は「わからない」「無回答」ですが、それらを省略しています。
お金よりも大事なものがあると思うか?
「そう思う」「そう思わない」と回答した割合は・・・
<小学生・低学年>
「そう思う」 69.3%
「そう思わない」12.6%
<小学生・中学年>
「そう思う」 82.4%
「そう思わない」 8.8%
<小学生・高学年>
「そう思う」 84.1%
「そう思わない」 7.0%
<中学生>
「そう思う」 79.1%
「そう思わない」 6.5%
<高校生>
「そう思う」 77.9%
「そう思わない」 5.1%
小学生中学年と高学年では8割以上の子が「そう思う」と回答しています。しかし、「そう思わない」、つまり「お金よりも大事なものはない」と答える子も、少数派ながらいるのですが、その数は年代が上がるにつれて減る傾向にあります。
前ページの質問、「お金が一番大切か?」と「お金よりも大事なものがあると思うか?」は、同じことをひっくり返して聞いたものなのですが、結果を見比べると、「お金が一番大切だとは思わない」と「お金よりも大事なものがあると思う」の割合にずれがあり、一部に矛盾する回答をした子がいます。
すなわち、「お金は一番大切」でも「お金よりも大事なものがある」と答えた子がいるのです。特に、中学生と高校生でその割合が高くなっているのはなぜなのでしょう?
日本語の使い方や常識の問題なのでしょうか? 個人的にはとても疑問に思います。
参照:
知るぽると
子供たちのお金意識2
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