住宅ローン選びの際に耳覚えのない金融機関が低金利で35年間の住宅ローンを取り扱っているのを見たことはないですか?以前は「住宅金融公庫」のみ知っておけば間違いない時代でしたが、2年後に控える住宅金融公庫の廃止、申込受付は平成17年1月31日付けで既に終了した年金住宅融資制度など俗に言う「公的融資」と呼ばれるものは縮小傾向にあります。

損をしない住宅ローン選びをするためにも、住宅ローンを取り扱っている金融機関の「特徴」と「トレンド」を十分理解しておきましょう。最後には今住宅ローンを借入れ/借換えようという方へ、金融機関別の賢い選択方法も伝授しますので、必ずチェック!


住宅ローンを取り扱う5つの金融機関とそれぞれの特徴


高層ビルイメージ
2005年は住宅ローンを取り扱う金融機関が大きく変わる!?
住宅ローンを取り扱う金融機関は大きく5つに分けられます。
■ 住宅金融公庫
■ 財形住宅融資
■ 民間金融機関
■ ノンバンク
「フラット35」」取扱金融機関
特に、ノンバンクや「フラット35」取扱金融機関は公庫や銀行と比べ、聞きなれない金融機関が多いが、メーカー系の多いノンバンクや、低利長期固定ローンの「フラット35」などそれぞれが知る価値のある特徴をもっています。

1. 住宅金融公庫「公庫融資」の特徴
・全期間固定型ローン(11年目以降は金利が変わる2段階制)
・購入する物件に対する要件は厳しいが、それ以外借り入れる本人への要件は少ない
・住宅ローン金利をローン申込時に決定することができる
(新築マンション購入時、ローン申込から引渡しまで1年くらいかかる場合などは資金計画が立てやすい)
・特約火災保険利用可
・住宅ローン返済が困難な方への特例措置

2. 財形住宅融資の特徴
・5年ごとに変動する5年固定金利
・勤労者(サラリーマン)のみ対象
・公庫融資や「フラット35」と併せて融資を受けることができる
・住宅ローン金利をローン申込時に決定することができる

3. 民間金融機関の特徴【みずほ銀行、横浜銀行、城南信用金庫、JAバンクなど】
・金利タイプや種類が豊富(優遇キャンペーンも盛況)
・一般的に借り入れる本人への要件が厳しい
・通常、住宅ローン金利は借り入れる時に決定する
・物件購入やリフォームだけではなく、「借り換え」にも対応
・店舗の場所により、取扱エリアが限定的

4. ノンバンクの特徴【日立キャピタル、トヨタファイナンス、GEマネーなど】
・不動産会社を通じて販売するケースが多い
・メーカー系の会社や、特殊な商品を持つ会社が多い
・物件購入やりフォームだけではなく、「借り換え」にも対応
・民間金融機関のように給与引落口座などの指定がない
・借り入れる本人への要件は比較的柔軟

5. 「フラット35」取扱金融機関の特徴【グッド住宅ローン、協同住宅ローン、日本住宅ローンなど】
・全期間固定型ローン(最大35年全期間一律)
・住宅ローン金利は借り入れる時に決定する(民間金融機関と同様)
・従来の民間金融機関、ノンバンクだけではなく不動産会社系ノンバンクも取扱を始めている

これら5種類の金融機関の他に、地方自治体が行う自治体融資などもあり自治体により助成制度など設けているところもあります。


次のページでは、現在のトレンドや金利動向について説明しましょう。