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住宅ローン金利ランキング(2007年9月)

住宅ローンを安心で選ぶ王道、長期固定金利型のランキングを30年返済の場合で検証します。10年固定の比較もあわせて検証!見た目の金利と実際ではどう違うのでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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ほぼ全ての金利タイプで、金利は下降(2007年9月)

イラスト
新規購入の人も、借換えを検討している人も気になる今月の金利の動向は?
8月に世界の金融市場を揺るがせた、サブプライム問題。その影響もあり、ほぼ確定的とも思われていた日銀による8月の利上げは見送られました。長期金利も下降し、住宅ローンの金利も、今月は変動金利以外は、全般的に大きく下降しています。短い固定金利選択型の金利で0.15%程度、10年固定から30年固定で0.3%程度、35年の長期固定で0.2%程度下降と、比較的大きな動きとなりました。

<INDEX>
・主な金融機関の長期固定金利(30年返済)
2ページ 新規購入組は、「フラット35」も要チェック
3ページ 主な金融機関の10年固定は?
4ページ ガイド注目!今月の住宅ローン情報 

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【2007年9月】主な金融機関の長期固定金利(30年返済)

今月の主な金融機関の全期間固定、または30年固定の金利、および総支払額を比較してみましょう。

<借入額3,000万円、30年返済の場合>
30年返済比較
総支払額は、返済額の累計に保証料と事務手数料を加えたもの。保証料が必要な場合は、一律58万円として計算。保証料は、金融機関によって若干異なる場合もあります。


金利面では、住友信託銀行が低く、続いてソニー銀行、新生銀行、となっています。ただし、住宅ローンの比較をする場合、金利以外にも注目してほしいのが保証料や事務手数料です。特に、保証料は返済年数が長いほど、借入金額が大きいほど高くなり、その金額も大きなものになります。保証料や事務手数料も考慮した総支払額での比較も、住宅ローン選びの参考となります。

金利面では、ソニー銀行よりも住友信託銀行の方が低いのですが、総支払額では、保証料なしのソニー銀行が有利になっています。どの住宅ローンがお得か判断しかねる場合には、このように、総支払額から検討してみるというのも、一つの手です。

新規購入の人は「フラット35」も検討の価値あり。次のページで比較してみましょう。
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