団体信用生命保険の保障範囲が拡大

写真
最近では、住宅ローン選びのポイントの一つに、団体信用生命保険の保障内容を挙げる人も増えてきました。
住宅ローンを借入れする際、多くの場合、団体信用生命保険に加入します。団体信用生命保険とは、住宅ローン返済中に死亡または高度障害状態になった場合に、その時点での住宅ローン残高が生命保険で清算され、以降の返済は不要になるというものです。

多くの銀行ローンでは、団体信用生命保険(以下、団信)に加入することが、住宅ローン借入れ要件の一つになっており、保険料も金利に含まれているのがほとんどです。一方、フラット35では、加入は任意で、保険料は住宅ローン残高に応じて、ローン返済とは別に毎年1回支払います。

さて、最近では、上記のような通常の団信の保障に加えて、三大疾病保障付き、七大疾病保障付きなど、生活習慣病などで就業できなくなった場合の保障も付いている団信が多くなってきました。

一般的な三大疾病保障の内容

一般的な三大疾病保障付き団信の、対象となる病気と保険金額が支払われる状況は次のようになっています。

●がん
責任開始日以降、生まれて初めてがんに罹患したと、医師により診断確定された場合。ただし、上皮内がん、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外。

●急性心筋梗塞
責任開始日以降の疾病を原因として、急性心筋梗塞を発病し、その疾病により初めて医師の進路湯を受けた日から60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断された場合。

●脳卒中
責任開始日以降の疾病を原因として、脳卒中を発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日から60日以上、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断された場合。

難しい言葉が並んでいますが、つまりはがんの場合は、がんと診断されたとき、急性心筋梗塞と脳卒中の場合には、発病し、所定の状態が約2ヶ月以上続いたとき、となっています。急性心筋梗塞と、脳卒中は、発病したからといって、すぐに保障の対象となるわけではない点を理解しておきましょう。

上記が一般的な三大疾病の内容ですが、金融機関によっては、三大疾病にその他の疾病も保障の対象に加えているものがあります。ただし、保障の開始時期や保険料の支払方法、保険金の支払方法は金融機関によって異なっています。

各金融機関ごとの商品内容については次のページで。