超長期以外は今月も上昇(2008年7月)
新規購入の人も、借換えを検討している人も気になる今月の金利の動向は? |
今月の特徴的な動きとしては、店頭金利の上げ幅が、銀行によって異なったことです。メガバンクを例にとってみると、みずほ銀行では、0.05%程度の上昇と動きは小幅。しかし、三菱東京UFJ銀行では0.2%程度、三井住友銀行は0.15~0.2%の上昇と、みずほ銀行に比べると上昇幅が大きくなっています。
また、優遇金利を見てみると、当初固定金利期間の優遇幅を大きくしているタイプで、店頭金利は0.15~0.2%上がっているのに、適用金利は横ばいか0.05%程度の上昇、つまり、当初優遇幅を大きくしているものも見られました。
3年固定など、短期のものの金利も上がってきています。当初3年間の金利が1%台など、当初固定金利期間の優遇幅が大きなタイプを借入れしていた人は、固定金利期間が切れたあとの返済額が、大幅に増えてしまう可能性が高まってきています。
長期金利も上がってきてしまっていますが、20年固定などは、まだ3%以下で借入れできるものもあります。短期の固定金利選択型を利用している人は、早めに対応策を考えてくださいね。
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・主な金融機関の長期固定金利(30年返済)
・3ページ 新規購入組は、「フラット35」も要チェック
・4ページ 主な金融機関の10年固定は?
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