住宅ローン金利の決定の仕組みと予想方法
住宅ローン金利のベースとなる市場金利をまとめると次のようになります。・変動金利:日本銀行の政策金利=金融機関の短期プライムレート
・一定期間固定金利:円金利スワップ金利の動きが目安
・全期間固定金利:10年物国債の金利の動きが目安
また、これまで述べたように、各金融機関は毎月下旬(20~30日頃)に市場金利の動きをみて翌月の各住宅ローン金利を決定しています。よって、このタイミングでの金利の傾向を把握していると、翌月の住宅ローン金利が上昇するか下降するか予想が可能です。
また、実際は難しいかもしれませんが、下旬頃にローン実行をする予定であれば、市場金利をみて今月にするか、来月に伸ばすかで住宅ローンの金利を多少低く借りることも可能でしょう。
なお、円金利スワップ金利や10年物国債の金利は、住友信託銀行のマーケット情報サイトで確認することができます。