最近政令指定都市になった市の助成内容はどうか?
最近政令指定都市になった市は、器にあわせて助成制度の内容も大きいものなのか気になり確認してみました。- 仙台市
医療費助成の手厚さと町の大きさは必ずしも比例しない
0歳~3歳までの入院・通院と4歳~就学前の入院の医療費自己負担分を助成します。所得制限あり。
- 新潟市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、通院は1日530円(1医療機関あたり月4回目までで5回目以降は無料)入院は1日1200円の一部自己負担があります。所得制限あり(1歳から)。
- さいたま市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は半分助成対象。所得制限あり(子供が3人未満の場合)。
- 静岡市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、1歳から就学前の通院は1回500円(月4回を上限)の一部自己負担金があります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
- 浜松市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、通院で1回500円(月4回を上限)、入院で1日500円の一部自己負担金があります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
- 堺市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分と、入院時の食事療養費の自己負担分が助成されます。助成内容はお隣の大阪市と基本的に同じです。
話題の市町村等の医療費助成への取り組みは?
次はいろいろと話題になった市町村等の助成内容です。東京23区や全国主要都市との違いをみていきましょう。- 夕張市(財政再建中)
市独自の上乗せはなく、北海道の基準と同じになります。市のホームページには何も記載されていませんので、子育て支援をしている場合ではないのかも知れません。
※北海道の基準は、0歳~就学前の入院・通院での保険診療にかかる医療費自己負担分を助成します。ただ、3歳から就学前は医療費の1割が自己負担(月の上限は通院12,000円入院44400円)となります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限あり。
- 熱海市(財政再建中)
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時の食事療養費も助成し、所得制限はありません。全国的にみたらかなり手厚い助成内容になります。子育て世代の居住が増えて、活気の戻った熱海を見てみたいものです。
- 宮崎県(知事が有名人)
宮崎県の基準は、0歳~2歳の入院・通院での医療費自己負担分を助成と、3歳~就学前の入院での医療費自己負担分を助成となっています。ただ、入院・通院とも1回350円の一部自己負担があります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
- 山古志村(平成16年新潟県中越大震災の被災地で現新潟県長岡市)
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。と、3歳~就学前の入院での医療費自己負担分を助成となっています。ただ、入院は1日1200円、通院は1回530円(同じ病院医院で4回目まで負担5回以降負担なし)の一部自己負担があります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限あり。
- 上九一色村(オウムの宗教施設があった場所で現山梨県富士河口湖町)
0歳~5歳(誕生日の月)の通院での医療費自己負担分と、0歳~就学前の入院での医療費自己負担分を助成します。ただ、月額700円の一部自己負担があります。
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