職業によってどのように制限を受けるのか?
ヨットはレースだと制限の対象となる可能性有り |
■制限される主な保障
- 災害による死亡保険金(災害割増特約など)
- 病気やケガによる入院給付金(医療保障特約、医療保険問わず)
- ケガによる入院給付金(災害入院給付金特約など)
- 傷害による死亡保険金(傷害保障特約など)
仮に1億円の死亡保障に加入できる条件がそろっていても、職業制限に該当したことによって、1千万円しか加入が認められないような事が考えられます。入院に関する保障も、日額20,000円のところを5,000円までとされてしまう事が考えられます。なお、職業制限の内容は全社統一ではありません。
どんな職業が制限を受けそうか?
危険を伴わない事務職や営業職であれば、職業による制限を受ける事はまずありません。特殊(特別)な職業が多く該当してきます。制限がありそうな例をいくつか挙げてみましょう。- スポーツ(野球、サッカー、ゴルフ、自動車レース、オートバイレース、競馬、競輪、競艇、レスリング、ボクシング、相撲、ヨットレース、登山、探検等を職業としている場合など)
※野球、サッカー、ゴルフについては制限を設けていない保険会社もあります。また選手だけでなくコーチ等も制限を受ける場合があります。 - 航空機(定期旅客航空会社以外のパイロットや客室乗務員、ヘリコプター、自家用機、テストパイロット等)
※JALやANA等のパイロットや客室乗務員は制限の対象となっていません。自衛隊の戦闘機に搭乗する人は制限の対象となります。 - 船(小型船舶の乗組員など)
- 自動車(タクシー、ハイヤー、バス、貨物などの運転手や貨物の助手など)
※自家用車の運転は含まれません。 - 鉱業(鉱山での坑内外での作業者や砂利採取作業者、採石工、石切工、ボーリング工など)
- 土木(ダム建設、トンネル工事、潜水等の作業者やとび工、配管工、大工など)
- サービス業(ガラス清掃や産業廃棄物処理等の作業者)
- 飲食(深夜営業しているスナックやクラブなどの経営者や従業員)
では無職はどうなるの?