トランス脂肪酸とは

フライドポテト

マーガリン、ピーナツバター、マヨネーズ、菓子類、カップ麺、フライドポテトなど、多くの食品に含まれているトランス脂肪酸。日本では特に規制されていませんが、食生活が乱れ気味の人は、自分で過剰摂取にならないよう注意する必要がありそうです

トランス脂肪酸とは、水素添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される副産物です。悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、がん、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどの疾患リスクをあげるものとして、健康への悪影響が報告されています。

日本ではトランス脂肪酸はどの程度管理されているか

このトランス脂肪酸について、諸外国では使用禁止や含有量表示が義務付けられるなど、厳しく制限・管理されているケースがよく見られます。一方で日本ではあまり関心を持たれていないようです。日本人は、「ナチュラル」「天然」「ヘルシー」といったキーワードに関心を持っている人が多いようですが、人工的で健康に悪いといわれているトランス脂肪酸については、放置され気味のようで、少し悲しいパラドックスが起きていると感じます。

随分前から、体への害が報告されているトランス脂肪酸ですが、実は私が本気でトランス脂肪酸を意識し始めたのは、少し遅れて2006年くらいからで、個人的な取り掛かりが遅かったと反省していたりもします。私もたまにトランス脂肪酸を含む食品を食べていますが、体への悪影響については理解できているので、食べている途中で美味しく感じなくなることもあります。

トランス脂肪酸は食べても大丈夫なのか

日本では、「普通」の食生活においては、トランス酸の摂取過剰によるリスクを心配する必要はない、という見解が強いために現時点では何も規制がされていないようです。諸外国と比較してトランス脂肪酸の摂取が低いという理由もあるようです。しかし「普通」の食事をしていない人にとっては深刻な問題になりかねません。実際のところは、「普通」の食事を定義するのも難しいと思います。トランス脂肪酸を多く含む食事例を挙げてみましょう。

■トランス脂肪酸の過剰摂取が心配される食事例
朝食:パンにマーガリンや菓子パン、クリーム入りコーヒー
昼食:ファーストフード、又は冷凍食品を利用したお弁当
おやつ:クッキー、クラッカー、
夕食:インスタント・レトルト食品を利用したもの

上記のような食べ方をしている人は特に注意が必要です。特に、悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、がん、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどで悩んでいる人は、食事内容を見直してみるべきかもしれません。

次のページでは、次トランス脂肪酸を含む食品リストを一覧でご紹介します。
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