一般事務で働く・転職する/一般事務の仕事

現金取引を減らしたい(1)立替制の問題点(3ページ目)

現金取引を減らすために、社員との精算を現金で行わず、期日を決めて振込で精算している会社も多いです。でも問題ないの?経理の仕事ガイドの森先生に、経費精算に関するギモンのアレコレ、聞いてきました。

執筆者:平井 実穂子

Q3
社員のクレジットカードで支払った領収書で会社の経費を精算していい?


「一部の社員は、出張のホテル代などを個人のクレジットカードで支払っているようで、領収書にも「クレジット」と印が押されています。これで経費処理していいのでしょうか?」

森先生

社員個人のカードでの支払いの場合ですが、これは、基本的に支払いが証明されれば問題がありません。本人の「クレジットカード売上票」のコピーや領収証を提出してもらうようにしてください。
但し、「会社のお金」と「個人のお金」をきちんと区別するのは経理の基本です。支払いが疑わしい場合には「これは会社関係の出費です」とその社員の方に証明してもらう必要があります。そうなると、その方個人のカード情報を開示してもらう必要も出てくるかもしれません。そのあたりを分かってもらった上でやるようにしてもらってください。

平井
領収書の形より、経費として認められる内容であるか、ということですよね。
とはいえ、税務上認められていても、会社独自の決まりがある場合もあります。使用については、精算担当者と相談してみましょう。

※領収書についてはこちらもぜひ読んでみて下さいね。

領収書がなくても、必要経費にできる?!(フリーランス/ガイド記事)
 領収書がなくても、仕事に必要な費用であれば必要経費にできます。領収書が発行されない経費についてどうするか?詳しく説明してあります。
領収書…盗まれたらどうする?(一般事務/ガイド記事)
 領収書は再発行して貰える?印紙はどうなるの?「暮らしの税金」ガイド田中先生に聞いてみました。

あなたの会社の「現金」事情…ぜひ教えて下さい

・ウチの会社はこうしてる
・こんな事に困ってる…どうすれば?
・コレでずいぶん楽になりました

などなど、会社の「現金」関すること、こちらから、ぜひ書き込んで下さいね。

教えて下さい!あなたの会社の「現金」事情


会社のお金…合わない時どうする?(一般事務の仕事/ガイド記事)
お金が合わない!そんな時、まず試したいこと、絶対にやってはいけないことをまとめてみました。

「さよなら、現金」シリーズ(経理の仕事/ガイド記事)
 「現金」って怖い。そのワケは?詳しく説明してありますよ。

 ・「さよなら、現金(1) -現金ってこわい!-」
 ・「さよなら、現金(2) -預金を活用せよ!-」
 ・「さよなら、現金(3) -経費精算も活用!-」
 ・「さよなら、現金(番外編) -さよならの前に-」
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で転職関連の書籍を見るAmazon で転職関連の書籍を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます