ビジネス 編集部
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一般事務の仕事
更新日:2003年07月01日
すみれさんのデスクに入っている、辞表と書かれた白い封筒。他のドラマでもよく出てきますが、普通は辞表とは書きません…。『転職のノウハウ』ガイド西村さんに、正しい書き方を聞いてみました。
【退職日はどう決める?】
もちろん会社を辞めるのは働く人の自由ですが、その後のことを考えても、円満に退職することは大切です。
ましてや、ドラマやマンガじゃよくある、上司にバーン!と辞表叩きつけ、「今日で辞めます!」なんて、
上司にくどくど怒られてる時など、「一度やってみたいわ~!」と思ったりもしますが(笑)、現実ではマネしちゃダメ。
では、具体的に、退職日はどうやって決めるのがいいのでしょうか。
| 【西村さん】 ドラマでは、辞表を出して、すぐに会社を飛び出し、そのまま会社に戻らなかったりします。 これでは、いくら上司が悪いヤツであっても、実社会でやろうものなら、2週間以上の無断欠勤で懲戒免職扱いにされても仕方がないでしょう。 退職日は、一方的に決められるものではありません。就業規則で○週間前とかの決まりがありますので。 仕事の状況次第では、それ以上の間をとって退職するよう求められることもあります。いずれにしても、まずは上司に相談する形で退職を意思表示し、その話し合いで、退職日をすり合わせていけば問題はないでしょう。 一方的に退職を通告する場合でも、前述したとおり、2週間の間をおくことが必要になります。 |
基本的には、就業規則で定められた期間を厳守。無い場合は民法上の2週間。あらかじめ確認した上で、余裕を持って決めるのが望ましいということですね。
【辞表は撤回できるのか?】
すみれさんは、この映画のラストで、引き出しの中の辞表を破り捨て、提出することはありませんでしたが、
本編で辞表を出した神田署長は辞めていないし、他のドラマでも、「辞表」を出したのに、その後問題は無事解決、結局退職しない…という展開は非常に多い(笑)。
辞表を上司が預かった後に本人返したり、破ってしまう、 あるいは、提出した辞表を返してもらう(辞意をひっこめる)
ということは、現実的にはアリなのでしょうか?
| 【西村さん】 退職の申し込みが、「退職を承諾してください」というものであれば、会社の承認が出る以前であれば、いつでも撤回できます。 上司が一時預かりにしていて、上の方にも伝えていない状況であれば、自由に撤回できるわけです。 ただ、会社がもともと辞めさせたがっていた場合は、退職願を出したその日のうちに人事部長か社長が承認してしまって、 撤回できないという状況になったりすることもあるわけですが。 ドラマのように、一方的に通告する意図で提出した場合や、会社が退職を承認したあとは、もはや撤回できません。 ただ、ここらへんは話し合いでいくらでも変えられる(承認がなかったことにするとか、退職願を出すことになった事情がアレだから、など) 部分ですから、どうしても撤回したい場合には、交渉してみる余地はあります。 |
西村さん、ありがとうございました!
現実的には、「退職願」は、あらかじめ用意しておくものというよりも、退職の意思を口頭で伝え、双方合意の上で退職日を決めてから、後追いで提出するものでしょうね。
退職する人も、退職手続きをする事務担当者も、この時決まった日付と書類が違うということのないように、十分確認しておきましょう。
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(執筆者:平井 実穂子)
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