ビジネスマナー/ビジネススキル

スケジュール管理ツールの最強使い分け術(3ページ目)

効率的なスケジュール管理を行うためには、メモ・PC・ケータイなどのツールの使い分けが大切。それぞれの「うまい使い方」をご紹介します

執筆者:高田 貴久


印刷して持ち歩くとすぐ見られる、書き込める

次のポイント、「PCの管理ソフトの画面を印刷して持ち歩く」についてご説明します。印刷をして持ち歩くメリットは、何と言っても「すぐに見られること」、そして「書き込みが出来ること」です。

PC上で管理していると便利なのですが、客先での会議中や移動中などで急にスケジュール確認をする必要が発生した場合に、PCを持っていなかったり、持っていてもすぐに出せなかったりする場合があります。

そんな時でも、印刷して持ち歩いていれば大丈夫です。紙であればすぐに取り出して、新たに追加・修正された予定を書き込んでおくことが出来ます。

あとで時間がある時に、紙に書き込んだ予定をPCのスケジュールに入れて更新し、最新のスケジュールをまた印刷しておけば、常に最新版のスケジュールを「紙」で持ち歩くことが出来るのです。

自分に携帯でメールしておくと忘れない

自分にメールする
携帯メールなら、どこにいても片手で打つことが出来る

最後のポイントは、「ふと思い出した予定はケータイで自分にメールを送っておく」ということです。

変な場面でふと大事な予定を思い出す時、ありますよね。PCが使える環境であれば、すぐにスケジュールソフトに入力すれば良いですし、ノートが使える環境であれば、メモに書き留めておけば大丈夫です。

しかし、大事な予定というのは、電車の中や歩いている最中など、PCもメモも使えない時に思い出すことがよくあるものです。

そんな時は、携帯電話から自分にメールを送っておきましょう。携帯メールは、片手で打つことが出来ますから、満員電車の中であっても、歩いている最中であっても使えるのです。ほんのひとこと書いて送っておくだけでも、後で見れば思い出すことが出来ます。

・山田さん連絡 (山田さんに連絡する)
・A社プロポ  (A社に企画書を提出する)
・家賃     (家賃の振り込みをする)
など。ひとこと送るぐらいであれば一瞬で済んでしまいます。

私の場合、さらにすぐに送れるよう、自分のメールアドレスはアドレス帳の一番最初に来るように設定しています。

また送ったメールを見忘れないよう、携帯で自分にメールを送る場合は必ず「やること」というタイトルを付けるようにしていて、メールソフトに「やること」フォルダを作り、携帯からの自分宛メールは自動でそこに振り分けられるようにしています。

スケジュール管理のツールそれぞれの長所、短所をうまく組み合わせて、皆さんも自分流の「最強スケジュール管理」を見つけて下さいね。


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