ビジネスマナー/ビジネススキル

スケジュール管理ツールの最強使い分け術(2ページ目)

効率的なスケジュール管理を行うためには、メモ・PC・ケータイなどのツールの使い分けが大切。それぞれの「うまい使い方」をご紹介します

執筆者:高田 貴久

PCで管理すれば自由にスケジュールの書き換え可能

まず1つ目のポイント、「予定は全て、PCのスケジュールソフトに入力しておく」についてご説明しましょう。PCで管理するメリットは、「自由に書き換えが可能である」という点です。

予定が何度変更されても、入力しなおせばPCであれば消した跡が残ることもありません。また「いくつでも予定が登録出来る」ことも大きなメリットです。手帳には書ききれないくらい予定が多くなっても、スケジュールソフトであればちゃんと登録しておくことが出来ます。

このようにたくさん登録し、気軽に消去出来ますから、「ちょっとした備忘録」のようなものもスケジュールソフトに入れておくことが出来ます。たとえば
・「営業報告書の提出期限」
・「田中さんに本を返す」
・「早く帰る日」
・「トイレットペーパーを買って帰る」
など。

今までは「フォーマルな予定は手帳に書き込み、ちょっとした備忘録は付箋に書いて手帳に貼っておく」といったような使い分けをされていた方もいるかもしれませんが、スケジュールソフトであれば全てを一元管理することが出来るのです。

おすすめスケジュールソフト

<次世代カレンダーソフトのLoglyカレンダー>
Wayback Machine
カレンダー以外にも「ライフログ」と呼ばれる様々な情報の記録と共有化が可能

会社勤めをされている方の場合、たいていは会社で使っている標準のスケジュールソフトがあるかと思います。代表的なものとしては「ロータス NOTES」「マイクロソフト OutLook」「サイボウズ」「desk net's(j-motto)」など色々ありますが、ここでは「個人的に使えるスケジュールソフト」を2つほどご紹介したいと思います。

1)Yahoo!カレンダー
個人で使える無料のスケジュールソフトで、最も有名なのはこれでしょう。Yahoo!のIDさえ取得してあれば誰でも自由に使うことが可能です。時間帯やカテゴリごとに予定を追加し、場所や詳細などを入力することも出来ます。また、カレンダーを公開している相手に対しては「招待する」という機能もついています。

Yahoo!カレンダーはこちら

2)Loglyカレンダー
私のイチオシはこちらのツールです。一度お会いしたことがあるのですが、吉永さんという代表の方が、なんとほぼ1人で組み上げられたという「次世代のカレンダー」です。

元々は「カレンダー」というコンセプトではなく「ライフログ」、すなわちその人の人生の活動記録を残し、仲間と共有化するといったイメージで作られたそうなのですが、「スケジュール、日記、アルバム、メモ、目標など、日時の発生するデータすべて」をカレンダー上で管理したり、グループを作って他のユーザーと情報共有したりして、楽しむことが出来るようになっています。

まだ現在はベータ版とのことですが、もとにある考えはカレンダーソフトとSNSが融合したような全く新しいツールですので、今後どう発展していくかが楽しみです。

Loglyカレンダーはこちら

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