営業のノウハウ/営業プレゼンテーションのコツ

アガリ症のためのプレゼン術~考え方編(2ページ目)

考え方ひとつでアガリが怖くなくなる!?私は、マインドチェンジによって、「アガることへの恐怖」から解放された人を何十人もいや何百人も見てきました。いったいどう変えるのでしょうか?

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

「アガるのは、いいことだ」と考えよう

「何とかアガリを克服したい」と悩んでいる人は、きっと「アガるのは、良くないことだ」という先入観があるのだと思います。良くないことは改善したいというのは、人として当然のことです。

けれども発想を180度転換してみてはどうでしょう。

「アガるのは、いいことだ」と考えるわけです。

事実、アガるのはいいことです。

スポーツ選手が大会の本番前に極度の緊張状態に達するのは、「何とかこの大会で100%の力を発揮したい」という強い思いがあるからです。「大会は参加することに意義があるから、成績はどうでもいいよ」と考えているような選手は、アガりません。

そして実際の結果はといえば、同じ実力ならば、アガらない選手よりもアガる選手のほうが集中力を発揮して、高い成績を収めることができます。


プレゼンも同じ。あなたがアガるのは「自分の話を聞いてくれている人にたいして、少しでも価値のあるプレゼンをしたい」という強い思いがある証拠です。「適当に7、8分話して場をつなげばいいんでしょう」と考えているような人は、決してアガるようなことはありません。

そしてその結果は、アガっている人のほうが優れたプレゼンになるはずです。


またアガっているからといって、聞いている人は話し手に対して、「何をアガっているんじゃ。ええ加減にせえよ。ボケ!」とは思いません。

むしろ「一生懸命話そうとしているんだな。頑張れ」と応援したくなる気持ちになるものです。 だから安心してアガればいいのです。そう開き直れば、気持ちもグッと楽になりますよ。

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