日本酒・焼酎ガイド友田 晶子

秋風が吹くこの季節だけの限定酒が「ひやおろし」。最近じわじわ人気のこの商品、特に高知司牡丹の『船中八策　ひやおろし純米原酒』は昔ながらの本格造りだ。

吟醸造りじゃないのに、華やかな果実の香りを持つお酒がある。低アルコールじゃないのに悪酔いしない。おまけに「癒し」の効果まで期待できる。生まれは京都の丹後。

埼玉県　天覧山の純米熟成酒『古天　一九九七』。ドイツやアルザスのワインボトルのようで、我がバーのカウンターに妙にしっくり。熟成酒らしいシェリーのような甘く香ばしい香りがほんのり。

ディープに楽しめる個性派の店が多い、阿佐ヶ谷。今回ご紹介するのは『善知鳥』（うとう）。青森の美味しいおつまみと、店主の選んだ旬のお酒を楽しめる、通好みの店だ。

あっさりと飲みやすいことで知られる麦焼酎だけど、個性派の銘柄を見つけました。その名は兼八。大分宇佐の本格麦焼酎です。香りと味わいが、麦チョコそのもの。

最近めきめき人気急上昇、名古屋のお酒醸し人九平次。印象的な名前とラベル。『純米吟醸　雄町』を一口飲んだとたん、私は九平次に恋をしてしまいました。

行ってきました瀬戸内。広島県の尾道から愛媛県今治までを結ぶ海の道、しまなみ海道だけでなく、古くからの酒所としても有名。有名旅館体験談と激ウマ料理旅館に島の地酒をご紹介。

映画「白い船」の舞台になった島根県平田市の石橋酒造が地元の米と水で、吟醸酒を限定発売。その名も「白い船」。美しいラベルは映画以上に気になる～。

越前ガニや甘エビで知られる福井県三国町の料理旅館『荒磯亭』が手がける旬の和食を楽しめる店、青山にオープン。我が故郷福井の店、ひいきめなしにお勧め。

行ってきました、我が故郷福井。蔵の中で長期低温保存をして飲み頃になってから出荷する、福井県鯖江市の酒蔵『梵』を訪ねました。うまいもんスポットご紹介。