にしかわ じゅん
カウンタックLP400を愛車に持つガイドが、「趣味のクルマ」の世界をお届けします!
エンツォ以来の衝撃、新世代のアヴェンタドール
10年に一度のフルモデルチェンジを果たしたレイジングブルのフラッグシップ、ランボルギーニアヴェンタドール。おおげさに言うと50年ぶりとなる100%新設計のミドシップ2シーターだ。700psのV12エンジンもさることながら、軽量で強固なカーボン繊維強化樹脂のモノコックボディ&キャビンを採用するなど話題は尽きない。
高級車もしっかり“猫アシ”、人とは違う508
中国を初めとする新興市場などを意識し、豪華で華やいだ雰囲気に仕立てられたプジョーのフラッグシップサルーン&SW(ステーションワゴン)。走りはプジョー独特のたおやかさをもつ“猫アシ”、それだけでも“人と違うクルマを買った”という満足感に浸れる。
これぞドイツ車、ツウやこだわり派にこそパサート
ビッグマイナーチェンジにより、外観とパワートレインをガラリと変えサルーン&ヴァリアント。初代から累計1500万台以上生産されているフォルクスワーゲンの中心モデルだ。シルヴァ顔になった新型は、さらに上等な走りで“これぞドイツ車”という味わい。ドイツ車ツウやこだわり派にこそ、一度味見して欲しい。
格好いい、と思った人が買うべきS60&V60
北欧のクリーン&モダンなイメージそのままに、内外装のデザインテイストを劇的に変えてきたボルボ。基本的にコンサバな欧州Dセグメントにも、このスタイリッシュなモデルを投入してきた。安全装備もピカイチ、中身も既に一定の評価を得ている。とにかくまずはスタイルを味わって欲しい。
本格ステーションワゴンの王道、V70
ボルボの定番スタイルとなるエステート(ステーションワゴン)モデル。後から登場したスタイリッシュモデルにより目立たなくなってしまったが、本格ステーションワゴンとしての地位は揺らいでいない。昔のようなイメージではなく、安全と洗練という最新ボルボの真骨頂が味わえる。
最新ボルボのイメージリーダー、スタイリッシュなXC60
昔ながらのボルボのイメージを覆したコンパクトなクロスオーバーSUV。内外装デザインのスタイリッシュさは新しいボルボのイメージリーダーと言えるほどだ。もちろん安全性の高さも最新最先端。従来からのイメージである“安全”と、今もっともモダンなSUVを買うという満足感の両面から選択できるスペシャリティモデルだ。
ボルボイメージを覆す、“小さな”C30
子離れ夫婦やアクティブなライフスタイルを送る大人のためのスペシャリティ、というフレコミで誕生した“小さな”ボルボ。サイズ、フォルム、デザイン、すべてがこれまでのボルボイメージを覆してくれる。走りは上級モデルに似た安定感があって、気分が決して浮つかない。そこが、見ために華やかさは欲しいがドライブは慎重派、というユーザーにウケる。
安全もスタイルも最先端、ボルボは好印象拡大中
“安全”を常にリードし続けるボルボ。スタイルもスタイリッシュに進化し、無骨な“四角いクルマ”はもはや昔の話となった。安全にデザインが加わったことで、理解ある女性を中心に支持が広がってきた。頑固なプロフェッショナルイメージが薄れ、もっとカジュアルで適度にプレミアムといった感覚で、好印象拡大中だ。
徹底的にデザインコンシャス、“古く”ならないブレラ
コンセプトカーほぼそのままのスタイルで登場した、ジウジアーロデザインによるデザインコンシャスな2+2クーペ。その見栄えは新鮮かつ衝撃的、なかなか“古く”ならないスタイルである。既に本国における生産は終了しているから、マニアックな人気を集めていくことは間違いない。
必要十分にして心浮き立つ、フィアットパンダ
往年の名車の2代目となるが、初代に囚われることない個性的なデザインのハッチバック。日常生活における必要十分なパワー、ポテンシャルの高いシャシーパフォーマンスなど、走りの完成度も高い。他のイタリア車と同様、乗っていて心が浮き立つクルマである。
その道のプロ・専門家約900人
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