きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
子の予防接種拒否で親権喪失?ワクチンの重要性
乳児への予防接種を拒否したことなどを理由に、親権喪失の申し立てが認められるケースが報告されました。今回の背景にはネグレクトなどの事情があるようですが、司法が判断した予防接種の重要性についても、今一度考えてみる必要があります。親としてワクチンを受けさせることの重要性と、副作用などのデメリットについて解説します。
ドーピングとは…禁止薬物・検査の方法・選手の注意点
競技におけるドーピングは主に3つの理由から禁止されています。しかし市販薬や病気治療のための薬の服薬でも、ドーピング検査で陽性反応が出ることもあります。ドーピングの禁止薬物、陽性になりうる市販薬、ドーピング検査の方法などを解説します。
夏風邪の症状・対策・予防法を医師が解説!2016年
夏風邪の原因はコクサッキーウイルスによるヘルパンギーナ、アデノウイルスによるプール熱など様々。主な原因ウイルス、症状、対策法、予防法を解説します。2016年はヘルパンギーナが流行しているようです。
四種混合ワクチンの効果・接種間隔・副作用
【医師が解説】「四種混合ワクチン」の定期接種は2011年秋から導入されました。四種混合ワクチンとは、ジフテリア・百日咳・破傷風の予防接種であるそれまでの「三種混合ワクチン」に、不活化ポリオワクチンを混合したものです。四種混合ワクチンの効果、接種間隔、追加接種の注意、副反応について詳しく解説します。
小児科医、直伝! 外来で医師が薦める感染対策法
様々な患者さんが受診する病院。もちろんなかには感染症で受診されている方もいます。「病院にいったら嘔吐下痢症をもらってしまった」「他の病気をもらいそうで、子どもの小児科受診をためらってしまう」…。病院での感染リスクを下げる受診のポイントを、現役小児科医として実践している方法を示してご紹介します。
患者はどう見極めるべき?気になる民間療法・代替療法
民間療法や病院では受けられない代替医療、代替療法の中には、医学的根拠に乏しいものもあります。藁にもすがる思いで試したい気持ちもあるかもしれませんが、妄信は危険なことも…。治療法を選択するときに、冷静に判断するためのポイントをご紹介します。
過去最悪を記録…子どもの3人に1人が「視力1.0未満」
平成27年度の調査にて、小学生の裸眼視力1.0未満の子の割合が「30.97%」と、過去最悪の数字を記録しました。今、子どもの目に何が起こっているのでしょう? 目が悪い子が増えている原因と、親ができる対策法を解説します。
もし学校心臓健診で子どもの不整脈が見つかったら…
小中学校の入学前後に行われる、心電図による学校心臓健診。このときに子どもの不整脈が見つかることがあります。症状がないことが多い不整脈ですが、運動や日常生活に支障はないか心配される親御さんも多いようです。様子見でよいものか、治療が必要なものか、不整脈の種類と特徴について解説します。
ハエがもたらす死の眠り…アフリカ睡眠病とは
アフリカのサハラ以南では「アフリカ睡眠病」という風土病があります。この病気になって進行すると、常にもうろうとした状態となり、昏睡から死に至ってしまうことも。トリパノソーマ原虫が原因で、南米を中心としたアメリカ大陸でもこの原虫が存在します。
医学的に考える疲労のメカニズム
疲労はカラダにとって重要なサイン。外敵に対する攻撃性や防御性が低下してしまうので、ある意味警告とも言えます。さらに、疲れに気づかないまま活動を続けると、過労死へつながる可能性もあります。
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