きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
夜尿症とは?子どものおねしょ・頻尿の悩みと治療法
【小児科医が解説】夜尿症(おねしょ)とは、5歳以上で1か月に1回以上の夜間睡眠中の尿失禁が3か月以上続く場合を指します。自然に治ることが多いですが、7歳児の10%程度、成人後も0.5~数%が悩んでいる症状です。頻尿、尿失禁などの排尿障害を含め、小児科か泌尿器科を受診する目安、原因、治療法について解説します。
新型コロナワクチン接種は不安?安全性・危険性の考え方
【医師が解説】新型コロナウイルスのワクチン接種が国内でも進められています。新たなウイルスに対するワクチンであることや、聞き慣れないmRNAワクチンという名前などに、接種前に不安を感じる方もいるようです。ワクチンの安全性・危険性の考え方、接種のメリット・デメリットを解説します。
ワクチンの有効率とは?有効率・効果の正しい考え方
【医師が解説】新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が日本国内でも始まっています。報道も多くされているため、「ワクチンの有効率」という言葉を聞く機会が多いのではないでしょうか?「ワクチンの有効率」の考え方を知り、正しい知識を持ちましょう。
胸腺とは…虐待でも起こる子どもの胸腺萎縮の原因・対処法
【小児科医が解説】子どもの虐待事件などで「胸腺萎縮」の所見が報じられることがあります。胸腺は加齢とともに小さくなっていく(萎縮する)臓器ですが、ストレスや栄養状態などで萎縮することがあるためです。そもそも胸腺とは何か、どこにあり、どのような役割があるのかを含め、胸腺萎縮の症状、治療法、予防に大切なことを解説します。
二重マスクは効果なし?マスク二枚重ねの効果・注意点
【医師が解説】二重マスクを始めとするマスクの重ねづけ。CDCが不織布マスクの上に布マスクを重ねる効果を発表しましたが、大切なのは正しくつけることで、不織布マスクなら一枚で十分です。布マスク、ウレタンマスクなど種類別の二重マスクの効果、逆効果になることもある注意点を解説します。
ウレタンマスクは効果なし?注意点と上手な活用法
【医師が解説】ウレタンマスクは新型コロナ感染症対策として効果がないのでしょうか? ウレタンマスクは入店不可など、マスクの種類指定をする店舗や病院もあるようです。不織布マスク、布マスクとの違い、ウレタンマスクのメリット、デメリット、使用時の注意や活用法について解説します。
改正コロナ特措法とは……感染者の入院拒否・虚偽報告に過料も
【医師が解説】「改正コロナ特措法」が施行されました。新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えるための「まん延防止等重点措置」が新たに設置され、「改正感染症法」では、入院拒否や入院先からの逃亡、虚偽報告などに過料が科されます(刑事罰の罰金刑とは異なる行政罰)。医師として気になる法改正に期待することと課題を含めて解説します。
インフルエンザが異例の少なさ!2021年流行状況・例年との比較
【医師が解説】例年インフルエンザの流行に悩む季節ですが、今年は大きな変化が見られます。全国的に1月半ばになってもインフルエンザが流行していないのは異例のことです。例年と今年のインフルエンザ罹患数の比較を始め、今年インフルエンザがほとんど見られない背景と理由を考えてみましょう。
水いぼの原因・感染経路・症状・治療法
【小児科医が解説】水いぼとは、正確には「伝染性軟属腫」という、ウイルス感染が原因で起こる子どもに多い病気です。プックリとしたいぼができ、顔や体、手足に広がっていきます。水いぼの原因・感染経路・症状・治療法について解説します。
気胸の症状…咳や呼吸困難、胸痛など、検査・治療方法
【医師が解説】「気胸」とは、肺炎、交通事故などの外傷で肺が破れてしまい、肺から空気がどんどん出て行き、胸膜と肺の間に空気が溜まってしまう病気です。自然気胸といって、原因が不明でも起こります。症状としては、呼吸困難、胸痛などがあり、緊急性を要する病気の1つです。
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