くにさわ みつひろ
各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。
輸入車シャランと国産車エスティマ、どっちがお得?
最近の日本車を見ると「ワクワク感」みたいなものが無くなりつつある。かといって輸入車で同じ車格を見たら価格2倍というイメージ。しかし。ここにきてフォルクスワーゲンは積極的な価格戦略を打ち出しており、売れ行きも好調。ほぼ同じ車格のミニバンであるトヨタ「エスティマ」とフォルクスワーゲン「シャラン」を比べてみたい。
プリウスαより広い!? フィットシャトルの魅力
本来なら3月17日に発表される予定だったフィットシャトルが3ヶ月遅れのデビューとなった。震災による部品の遅れだけでなく、生産ラインを電力不足となる東京電力管内の狭山工場から鈴鹿工場に移す、といった大きな変更を行った上での3ヶ月遅れである。日本の製造業の底力を感じます。
スバル「ステラ」で考えるOEM車の選び方
「トマール猿人」を搭載したスバル・ステラが発売された。アイドリングストップ付きのダイハツ・ムーヴのスバル仕様である。こういったモデル、急増傾向。日産で販売している軽自動車に関しちゃ、全てスズキや三菱自動車製だ。果たして「本家」を買うべきなのか、それとも「分家」を買うべきなのか?
ハイブリッド並みの30km/Lデミオ登場!
ハイブリッドでもないのに30km/Lという素晴らしい燃費を実現したマツダ・デミオが登場してきた。同じ30km/Lという燃費をカタログに載せるフィットハイブリッドや、26.5km/Lのアイドルストップ付きヴィッツと比べた時の「お買い得度」はどうなのか? 比較してみよう。
プリウスαに乗って気付く、3つの「あらま!」
震災のため発売延期となっていたプリウスαの試乗会が行われた。結論から書くと「なかなかいいですね!」。実は2月時点で短い距離の試乗をしていたのだけれど、お台場のメガウェブの中にある『ライドワン』という速度域の低いコース。やはり一般道で乗らないとクルマの評価など出来ない。
FT-86、そしてFRスポーツカーが売れるための条件
トヨタとスバルが共同開発中の「FRスポーツカー」(FR=後輪駆動)に関する情報が、少しずつ出てきている。ユーザーの反応を見ると「もう飽きた」とか「スポーツクーペの市場なんかないでしょう」。なかなか冷めており、しかも厳しい。果たしてFRスポーツは売れるのだろうか? 最新の情報を含め、予想してみたいと思う。
“異例の早さ”でフルモデルチェンジしたインプレッサ
インプレッサのモデルチェンジサイクルは、初代が8年。2代目も7年。4~5年でフルモデルチェンジする日本車の平均より長寿だった。しかし。3代目になって4年しか経っていないのに、早くも新型を発表してきたのである。なぜこのタイミングなのか? 早速取材してみました。
今年も続行! 自動車アセスメントの存在意義とは?
昨年4月に行われた事業仕分けで12人の評価者のうち5人が「廃止」とし、5人から「予算圧縮の上、他の法人で実施」という厳しい評価を受けた自動車事故対策機能の『自動車アセスメント』ながら、そんな意見など100%無視。今年も試験結果を公表し、来年も存続させるという。
新型ティーダは「レクサス」よりイイ!?
日産が上海ショーで新型ティーダを発表した。新型サニーを昨年末の広州ショーで発表したことからも解る通り、今や日産にとって中国は世界最重要市場という位置づけ。早速クルマの紹介をしたい。まず実車を見て驚いたのがフロントグリルの意匠。今までの日産車と全く違う。
「電力不足」の時代、電気自動車は生き残れるか?
地震による電力不足のため電気自動車は終わった、という意見が少なくない。確かに電車の駅まで消灯している中、急速充電器で無料の電力を大量に消費している“絵”など許されないと思う。果たして電気自動車の将来は閉ざされてしまったのだろうか?
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