はざま けんじ
大阪大学医学部卒。外科医の傍ら、現在、ファルメディコ株式会社ハザマ薬局の代表取締役をしております。外科医をしながら薬局運営を行っている経験から、病院の外での患者さんの悩みや行動を目の当たりにしております。医学的な情報を分かりやすく解説し、医療と患者さんの橋渡しを行っていきたいと思っております。
欧米の抗がん剤を日本で使えない!?
製薬業界の研究は日進月歩で、新しい抗がん剤も次々に開発されています。最近では、欧米の製薬企業で開発される薬が多いのですが、向こうで発売されても、日本ですぐに使うことはできません。その理由は……?
がん治療の成績は、5年生存率50%!?
現在、医療機関で行われるがん治療は、抗がん剤、手術、放射線治療という3つの治療法です。しかし、これらの治療成績が、5年生存率50%というのはあまり知られていません。ここに補完代替医療の意義があります。
医師との面談、理解できていますか?
検査や手術の後には、必ず医師との面談があります。自分や大切な家族に関するもっとも大切な事柄を、医師から直接じっくり聴ける大切な機会です。医師との面談をよりよく理解するためのポイントを解説します。
知っておきたいがんに関する2つの「告知」
あまり知られていませんが、がんには2つの告知があります。一つは、「あなたの病名は、がんです」という病名告知です。しかし、近年、もう一つの告知である病状告知も少しずつ広まりつつあります。
毎朝チェック!トイレをすぐに流さないで!
私たちの便は、体の色々な情報を伝えてくれます。何も見ずにそのまま流してしまうなんて、もったいない!がんの予防のためにも、まずはご自身の便をよく観察しておくことが大切なのです。
健康食品ってがんに効くのでしょうか?
今や1兆円産業になった健康食品やサプリメント。アレルギーと並んで、がんは健康食品のターゲットとなる病気の一つです。興味はある、でも、医師には聞けない……。そんな状況は変わりつつあります。
原因は何? 増加し続ける日本人のがん
50年ほど前は日本人の死因としては、脳卒中が第1位を占めていました。その後高度成長期を経て、現在はがんが第1位。日本人の3名に1名ががんでなくなっているのです。
がん発見の強い味方!話題のPET検診とは
PET検診と言っても、ワンちゃんの検査ではありません。がんのスクリーニング検診として人気が高い検査です。多くは10万円以上する高価な検査でもありますので、中身をちゃんと知っておきましょう。
がんはなぜ、転移する?3大療法のポイント
がんの治療中に、医師にとっても患者さんにとっても一番の気がかりは、転移です。なぜ、元の場所とは違ったところにがんができるのでしょうか?その理由がわかればがん治療の考え方がわかります。
メスを使わない手術!?定位放射線治療とは?
がんを切るためには手術が必要。そのためには、メスは不可欠です。しかし、最近ではメスを使わずにがんを「切る」ことが可能になっているのです。近年、ことに進歩がめざましい放射線治療とは?
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