一体、どうなっているの!?と思った時に

不安のもとは主治医とのコミュニケーション不足
がんの治療が始まると、いろいろな不安が襲ってきます。その不安のもとは、主治医とのコミュニケーションが十分ではないことが多いのです。
「がんではないか?」と病院に受診を始めてからは、めまぐるしく時間が過ぎ去っていきます。今まで受けたことがないいろいろな検査。中には、少し痛かったり、時間がかかったりと体に負担がかかる検査もあります。

そして、「がん」という告知を受け、入院して治療が始まりますが、そうなると、いろいろな不安なことやわからないことが出てきます。

「今日の検査の結果は、いつわかるんだろう。」「先週、自分が受けた治療の効果は出ているんだろうか?」

しかし、こういった不安は、主治医とコミュニケーションをしっかりと取ることで解決するものです。

でも、朝から晩まで急がしそうに病棟や外来を飛び回っている主治医の先生と、じっくり話をすることは、少し難しそうに感じるかも知れません。

今回は、不安をコントロールし、忙しそうな主治医に話を聞くための、ちょっとしたコツについてお話します。


主治医が話をするタイミング

主治医が話をするタイミング
医師にとっては、患者さんやご家族に病状や検査の進行状況等を詳しくご説明し、了解を得ることは、重要な業務の一つになっています。
まず、大前提として、医師は、患者さんやご家族に、機会を見て現在の病状や、これまでの検査の進行状況などをご説明することを、日常業務の中でも非常に大切な業務として認識しています。

これは、この15年ほどで、医療の現場にインフォームド・コンセントの重要性
が浸透したことによる大きな成果と言えるでしょう。

つまり、医師は、状況と段取りさえ整えば、患者さんにいろいろなことをご説明したいと考えているわけです。

では、どのような状況と段取りが必要なのでしょうか。

次のページでは、医師の説明をスムースに受けるためのコツについてご説明します。