かわい らん
出産ジャーナリスト。著書に『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書/科学ジャーナリスト賞2016受賞作)、『卵子老化の真実』(文春新書)、『安全なお産、安心なお産』(岩波書店)、『未妊-「産む」と決められない』 (NHK出版)など。
妊婦さんは孫も妊娠している
卵子が生まれて、受精を待つ一人前の細胞になるまでの経過をご紹介しましょう。お腹の赤ちゃんのそのまたお腹の中では、もう次世代の命が静かに始まっています。
妊娠が「安定期に入った」ってどんな意味?
妊娠5ヶ月くらいに入ると「安定期」と呼ばれるようになります。なぜ安定期いえるのでしょうか?お腹の中ではどんな変化が起こっているのでしょう?
いつかではなく「今」 早めに産みたい人増える
「卵子の老化」という言葉が知れ渡り、早めに産みたい人が増えていることを示す調査がまとめられました。実際に産婦人科でも、不妊相談に来る女性の初診年齢、体外受精をする人の平均年齢が若くなってきています。
卵子凍結保存 「出産例ゼロ」の現実
卵子凍結は「卵子の老化」から女性を解放する夢の技術? 実は、卵子凍結保存を2年間おこなってきたクリニックでは「ここでは一例も出産例が出ていない」と言います。現場からは早くも矛盾に悩む声が上がっているのです。
変わる不妊治療 「助成は42歳まで」の時代へ
不妊治療の公的助成制度に「42歳まで」という年齢制限が登場。その意味とは? 日本の不妊治療に訪れた大きな転機を読み解きます。
40代の不妊治療は無駄なの?
本当のところ、40代の妊娠力はどの程度なのでしょうか? 厚労省の研究班は「40代の体外受精は有効性が低く危険でもある」と報告しましたが、そこをじっくりと検証しました。
「卵子の老化」と不妊をめぐる3つの勘違い
女性は 「卵子老化」が始まっても、そこで産めなくなるわけではありません。「34歳はセーフ、35歳はアウト」「精子は老化しない」もウソです。今、女性たちの間で卵子老化の不安が高まっていますが、誤解もたくさんあります。
皆はどうする? 染色体異常がわかる新しい出生前診断
新しい出生前診断「母体血胎児染色体検査(NIPT)」。どう考えればいいのでしょうか? 全国150名の妊婦さんと育児中のママに、この検査を受けたいかどうかを聞いてみました。
放射線被ばく 妊婦さん・胎児への影響
福島原発事故により、妊娠をためらう人が出ています。妊娠中の被ばく、被ばく後の妊娠はお腹の赤ちゃんにどんな影響があるのでしょう?日本産科婦人科医会から医師向けに出された資料をわかりやすくお伝えします。
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