あかいわ あきら
豊富な臨床経験をもとに、妊娠・出産に関するわかりやすい情報発信
大阪を代表する周産期医療施設に30年間勤務し、1万5千件の分娩管理、帝王切開執刀などを担当。胎児超音波診断、分娩監視装置、母乳哺育など周産期に関する発表、著作多数。 現在も妊娠・出産の管理に携わりながら、学会発表、医学論文の執筆、一般の方に向けた医療情報の発信を行っている。
助産院での出産は安全なのか?
先日、助産院で出産した後に、出血多量で亡くなられた方のニュースが報道され、助産院での出産を不安に思った人もいらっしゃるでしょう。しかし実は、日本の出産事情を考慮すると、これからも助産院での出産も大事な選択肢の1つと考えられます。そこで助産院で出産を考えている方に知っておいていただきたいことをご紹介します。
妊娠中の湿布の安全性は? 外用消炎鎮痛剤の使い方
妊娠中に、市販の外用消炎鎮痛剤を使いたくても、一部の製品の“使用上の注意”には、「妊婦又は妊娠していると思われる人は使用しないこと」と記載されており、不安に思う妊婦さんもおられます。正しい使い方を解説します。
妊娠中の適切な運動量
妊娠中の運動は、どんな運動が適している? どの程度、運動したらいい? 注意点は? 妊娠中の運動について、産科医からのアドバイス、その3です。
妊娠中・授乳中の花粉症対策2013
2013年から医療用花粉症薬「アレグラ」が市販薬として販売されています。また、市販薬のネット販売が事実上解禁され、薬の入手方法の幅が広がりました。妊娠・授乳期の活用の仕方をを紹介します。
手抜きをしたい人のための妊娠中の食事
妊娠中の食事が大事なことはわかっていても、忙しかったり、事情があったり……、手抜きをしたい時もあります。そこで、最近話題の宅配食を検討してみました。実際に、産科病院に勤務する管理栄養士らと一緒に食べてみると、品目も充実、納得できる味付けで、適切に利用できれば、食生活の見直しにも役立ちます。
災害時に覚えておきたいスプーン授乳とコップ授乳
災害時こそ母乳育児を続けることが重要ですが、さまざまな状況で、人工栄養に頼らざるを得ない場合もあります。それまで人工栄養だった方も、災害時には、哺乳瓶や乳首の消毒が問題になります。そんなときのために、スプーンやコップを使った授乳の方法を覚えておきましょう。スプーン授乳とコップ授乳は哺乳瓶が普及する前は当たり前だった授乳方法。そのメリットや具体的な方法について解説します。
妊娠・授乳中のノロウイルス感染は胎児にうつる?嘔吐下痢の対処は?
毎年11月から翌3月頃まで流行するノロウイルス感染症。妊娠中・授乳中のママがかかった場合、胎児への影響は?授乳を通して赤ちゃんに二次感染することはない?嘔吐下痢の薬を飲んでもいい?ノロウイルスの特徴や予防策などとあわせて解説します。
母乳と成人T細胞白血病
成人T細胞白血病ウイルスは、母乳により、母親から子供に感染するウイルスで、妊娠中に血液検査で調べます。この検査が陽性と判明して、不安な気持ちのお母さんに、主に授乳について解説し、現場の実情を紹介します。
母乳育児成功のための10か条
母乳育児が成功するための正しい考え方が、「母乳育児成功のための10か条」。これは医者、助産師、保健婦など、医療提供者側が守るべき条項です。出産直後の授乳や母子同室、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけの授乳がすすめられています。
赤ちゃんにやさしい病院
母乳育児に関心がある方がネット検索しますと、WHO・ユニセフ「赤ちゃんにやさしい病院」が出てきます。これは、母乳育児について、正しい考え方、方法を守っていると認定された病院です。しかし、赤ちゃんにやさしい病院と認定されていない病院が「赤ちゃんにやさしくない病院」というわけではありません。
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