なかじま たつおき
数々の受賞歴を持つ照明デザインのプロが、賢い照明器具の選び方、活用法などを伝授!
「照明」を意識して、質の良い睡眠を得よう
睡眠は心身が正常な働きを保つために必要な行為です。良く眠れないことで悩んでいる人も少なくないと思いますが、実は眠りを司るホルモンにメラトニンがあります。それは目から入る光に反応します。例えば夜の就寝前は、メラトニンの濃度を高めるために暗めで温かい光が求められます。更にその効果をより高めるため、朝の目覚めは明るく白い光を浴びることです。
照明住宅実例:省エネとメンテナンスに配慮した照明
最近、一人で面倒なく住める家具付きのシェアハウスが注目されています。見知らぬ人との共同生活もあるため、緊張することも考えられますが、今回紹介するシェアハウスの照明はLEDを多用しながら、楽しくコミュニケーションのはかれる雰囲気が醸し出されるよう設計しております。
フランジ照明とは?ペンダントライトを天井に取付ける3種類の形状
ペンダント器具は、インテリアショップや家電販売店などで購入して取りつけるという方も多いでしょう。照明器具を天井や壁に取り付ける部分のことをフランジと言います。ペンダントライトを選ぶ際には、フランジ及びフランジカバーの形状や色を確認する必要があります。
写真を撮るだけで部屋の輝度対比が分かる
照明を計画する際、照明器具のデザインや光の効果に関心がいって、部屋の内装色などと照明の関係があまり考慮されないことがあります。そのため天井・壁・床の明るさバランスが悪くなり、落ち着かない雰囲気になってしまうことも考えられるのです。実際に、部屋の明るさバランスは測定器がないと計測できません。しかし、今日ではiOSとAndroidのスマホやタブレットがあれば、部屋の写真を撮るだけでそれを可能にします。
住まいの演出を快適にサポート
明るければ快適であるといった感覚はもはや間違いに等しい。同じ明るさでも照明光源の光色によって空間の雰囲気は大きく変わることが徐々に一般生活者のなかで理解され始めています。そのため照明メーカー各社は照度の増減によって光色が快適に維持できる照明システムの開発に余念がありません。そこで今回は以上の制御を住空間向けにも可能とした製品を紹介します。
照明器具も「3Dプリンター」で作成する時代!?
3Dプリンターが注目されています。安価なものは数万円~十数万円で購入できるため、もはや身近な機器と言えます。しかし3Dデータの作成が難しいため簡単に立体造形が出来るわけではありません。また一つのものを作るまでに時間がかかります。そのような中、3Dプリンターで制作された照明器具(シェードの実が3D )が発表されました。
メディアーツ逗子2014 開催中
今年で5年目を迎える「メディアーツ逗子2014」が9月20日から28日にかけて神奈川県の逗子で開催されています。開催前日にレセプション・先行プレビューがあるというので参加してきました。期間中、プロジェクションマッピングを主体に様々なメディアアートが楽しめるイベントになっています。
資格不要! 自分で配線工事のできるガーデン照明
庭の照明が自分で出来れば、と思っている方は多いと思います。一般に照明器具の設置には電気工事が付きまといますが、それは有資格者でないと出来ないことになっています。しかし、ローボルト製品であればその資格は必要なく、誰でもできるのです。そこで、簡単に配線が出来るローボルト器具を中心に紹介いたします。
新陰影礼賛2 光の輝きが人に与える影響
日本語には光輝く様子を表した言葉がいくつもあります。そのなかで「きらきら」と「ぎらぎら」に注目してみました。前者は心地よい光の輝きをイメージしますが、後者は逆に目をそむけたくなるような眩しさを感じます。眩しさのことを英語でglare(グレア)と言いますが、グレアの状況や度合いによって生理的および心理的な反応がおこります。
器具の存在を感じさせない、超小型LED器具
一般にLEDは光源の温度が低いほど発光効率が高まり、ランプ寿命も延びます。LEDでより高い照度を求めようとすればLEDのハイパワー化が必要です。しかしそれによって温度が上昇すれば効率も寿命も低下します。LEDの熱をどう逃がすかがLEDの性能向上に影響します。最近、放熱技術の進歩で、小型でも多くの光が出るようになっています。今回はTonsという新鋭のLED照明メーカーの超小型器具にスポットを当ててみます。
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