照明ガイド中島 龍興

島根県の松江城で毎年秋に開催されている、イベント「松江水燈路」をご紹介します。地域の人が参加する行燈デザインコンテストや遊覧船の夜間運航なども行っており、水と光の景観を楽しむことができます。

LEDキャンドルは、数百円の安価なものから、より本物の炎の光に近い高価なものまで、ざまざまな商品が開発されています。高価な商品のの中には１/fゆらぎに近いリラックス効果のあるゆらめきを持っているようです。

島根県は言わずと知れた出雲大社や松江の宍道湖、日本一美しい日本庭園として有名な足立美術館など、落ち着いて楽しむ大人の旅にお勧めです。

夜が長くなり照明が活躍する季節になりました。秋は天気も変わりやすく、季節の変わり目には体調に支障をきたしやすく、気分も浴びる光の量に影響して不安定になりがちです。そこで、今回は昼と夜に適した光りで、一日を快適に過ごす照明術をご紹介します。

壁や天井に張った2本電線に12Vの電気を通し、電線内に設置した、小型ハロゲン電球器具に給電する照明器具をワイヤー給電システムと言います。吹き抜けなど天井の高い空間にお勧めです。

イタリア・スペインの輸入照明器具を扱うLUMINABELLA(ルミナベッラ)のギフトシリーズをご紹介します。灯りには、「明るい」「暖かい」など縁起の良いイメージがあり贈り物に最適です。センスの良さと実用性も兼ね備え、喜んでいただけるのではないでしょうか。

導光板を使った新しいＬＥＤ照明、「スマートシャンデリア」をご紹介します。ランプの輝きを装飾的に見せており、光の彫刻のようです。Ｅ26、Ｅ17の口金で、住宅照明としても活用できそうです。

光は人間の脳を刺激してホルモンの分泌などに大きく影響しており、精神や身体のエネルギーが低下した時、照明の働きによって回復することがあります。その様な光が「癒し」の光です。その光の重要さをお伝えできればと思い、10月6日から東京芸術学舎にて「住まいの照明」講座（全5回）を行います。個別相談も行いますので、新築やリフォームを考えている方にもお勧めです。

屋外用照明器具で、車止めとして使用されるボラードと似たような形状のものを、一般にボラード器具といいます。住宅の庭やアプローチなどの外構照明としても重要な器具です。

パトリシア ウルキオラ氏がデザインした、フロス社のペンダント「CHASEN」のご紹介です。茶道で抹茶をたてるときに使う茶筅をイメージした器具で形を自在にかえることができます。器具の光り方もきれいで、天井の高いリビングなどにお勧めです。