ひらが こういち
マンションに精通したガイドが、上手な住まい方に関する情報をお伝えします!
消費税を国際比較!日本の住宅は「耐久消費財」だった
消費税率が8%に引き上げられて3カ月が過ぎましたが、2015年10月には10%まで引き上げられる予定です。ただ、諸外国の消費税率はもっと高く、救済策として住宅取得に対しては「軽減税率」が適用されています。他方、米ニューヨーク州やイギリスは住宅取得者の消費税がゼロ負担になっており、国によって住宅税制は様々です。こうして住宅税制を国際比較してみると、日本の住宅が「耐久消費財」扱いされていることが分かります。
地盤強度に耐力不足が判明 柱状改良工法で対応
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第7回目。今回は敷地の地盤調査・地盤改良についての話です。東日本大震災での液状化被害を目の当たりにし、地盤の強弱により建物が沈下したり傾く危険があることを思い知らされました。同じ二の舞に遭っては困ります。わが家では地盤強度に耐力不足が確認されました。どのように地盤改良を行なったか、具体的にご紹介します。
トラブル時のより所となる契約書、その確認ポイント
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第6回目。今回は注文住宅における請負契約締結時の注意点を、実際に締結した契約書をもとに紹介します。工事依頼者側に不利な項目はないか?――トラブルが発生した際には“より所”となるのが契約書です。事前にしっかりと目を通しておくことが欠かせません。
東京23区で注文住宅を新築、気になる価格を大公開
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第5回目。今回は東京23区内で宅地を新規取得し、その上に注文住宅でマイホームを新築しようとすると一体いくらかかるか?―― 両親宅の新築に当たり、実際にかかった工事費用を公開します。やはり東京は地価が高いといわざるを得ません。本稿では建物の工事内訳もすべて明らかにしています。
「マンション総合調査」から見えた管理組合の実情
今春、国土交通省から「平成25年度マンション総合調査」が公表されました。しかし、その調査結果はマンション居住者が直面している苦悩を浮き彫りにした内容が多く、“高嶺の花”と呼ばれた当時の新鋭なイメージとはかけ離れた実像を映し出します。そこで、本稿では分譲マンションが抱える「負」の部分に焦点を当て、その実像をデータを交えながらご紹介します。
業者選定以上に難航した間取りの作成、その一部始終
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第4回目。今回は間取り作成についての話です。母親の在宅療養を主目的に選んだ注文住宅による自宅の新築ですが、自由設計がゆえにわれわれ施主側のイメージや希望が施工業者と共有できていないと、満足のいく間取りが出来上がらないことを実感しました。生みの苦しみを経験する結果となりました。本稿では、心理描写を含めたプランニングの一部始終をご紹介します。
理想の注文住宅を手に入れるための施工業者選び
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第3回目。今回は施工業者探しについての話です。ひと口に施工業者といってもハウスメーカーに設計事務所、工務店と選択肢は多彩です。イメージした理想の住宅を建築してくれる業者を探すのは決して容易ではありません。わが家の場合はどのように見つけたのか、決定までの経緯をご紹介します。
土地探しはタイミングが命、一目惚れしたわが家の敷地
両親宅の新築を連載化したコラムシリーズの第2回目。今回は注文住宅を建設するための土地探しについての話です。不動産は「唯一無二」と言われるように、まったく同じものは2つと存在しません。それだけに、出会いのタイミングこそが命となります。本稿では、希望条件を満たした土地に思いがけず出会えるまでの道のりを、心理描写を交えてご紹介します。
不動産ネット取引が本格議論、その利点とリスク
インターネットによる不動産取引の実現に向け、国土交通省が動き出しました。重要事項説明や売買契約書の書面交付をネット経由で行なえるよう、規制緩和に踏み切ろうとしています。これにより不動産市場が活性化され、消費者の利便性の向上が期待されます。半面、なりすましなどのリスクにさらされ、トラブル拡大につながる可能性が指摘されています。ネット取引解禁には「明」と「暗」が混在しています。
住宅履歴情報の蓄積が中古住宅の資産価値を高める
改めて、資産価値を意識したマンション管理組合の運営が必須の時代がやって来ました。「売りやすい」「貸しやすい」マンションは人気が高く、値崩れしにくいものです。そこで、ご自身のマンション価値を向上させる方法の1つである「住宅履歴情報」についてご説明します。
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