男の料理ガイド土屋 敦

白魚を使って、キノコと一緒に低温でオイル煮にします。山椒を入れることで、香り高く、また白魚の独特のくさみや、キノコのクセのある味も和らぎます。白魚が手に入らない時期は釜揚げしらすなどを使ってもおいしいです。

桜えびとソラマメは、相性のよい出会いもの。それをぶ厚い油揚げ、栃尾揚げに味噌とともに挟んでいただきます。

旬を迎えた菜の花を、ひよこ豆のペースト(フムス)で和えた一品。サラダ代わりに、あるいは副菜としてそのまま食べてもおいしいですし、パンに載せたり、挟んでサンドイッチにしても美味です。

旬を迎えたホタルイカとウドをコクのある味噌バターでさっと炒めました。今の時期にしか食べられない、春の味わいです。

やわらかくオイル煮にしたカジキに、オレンジとクミンで味付けした生ニンジンのサラダを載せます。両者の相性は抜群。バゲットなどに乗せてオープンサンドしてもおいしいですよ。

春野菜をさっと蒸して、ホワイトソースで和えたレシピ。野菜を煮込んでしまうより、春野菜ならではの香りを楽しめます。

水切りしたヨーグルトにハーブなどをまぜ、スモークサーモンで巻いた前菜です。ここではカキの生ハム巻きとともにクリスマスの前菜にしました。

白菜で春巻き風の具を包んでから揚げ炒めにし、さらにお鍋でぐつぐつ。手間はかかりますが、その甲斐のある、とろーり、アツアツのおいしさ。体が温まりますよ。

たっぷりの春菊を使ったキッシュ。タルト生地を作らず、卵生地をそのままパイ皿に流し込んで作るのでとても簡単です。生クリームやバターを使わず、さっぱりとヘルシーに仕上げます。

路地ものの小松菜がちょうどいい具合においしくなってきたころです。そんなみずみずしい小松菜と豚薄切り肉を、熱した日本酒で火を入れてたべるぜいたくな鍋です。今年の冬のトレンドにもなりそうな日本酒しゃぶしゃぶ、ぜひお試しを。