あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. 貧血ぎみです。コーヒーを飲む習慣はやめるべきでしょうか?
【大学教授が解説】コーヒーには鉄吸収を阻害する成分が入っています。そう聞くと、貧血気味の人はコーヒーを飲む習慣はやめようと思われるかもしれません。しかし、鉄吸収の仕組みは複雑ですので、コーヒーの影響のみを考えるのは合理的ではないのです。わかりやすく解説します。
血液型で性格や病気のリスクは変わる?よくある研究報告の落とし穴
【大学教授が解説】日本人は世界的に見てもABO式血液型の話題が好きなようです。血液型による性格の違いなどは、迷信のようなものだとわかった上で楽しめますが、血液型によってなりやすい病気のリスクが違うと聞くと、不安に思われるかもしれません。さまざまな研究報告の落とし穴と、健康を守るための基本的な考え方をご紹介します。
Q. スマホの電磁波は脳に影響しますか? 枕元に置いて寝ると頭痛がします
【脳科学者が解説】「スマホの電磁波は脳に悪影響」「枕元に置いて寝ると脳に悪い」と聞いて、不安になっている方がいるようです。実際にスマホを枕元に置くようになってから、翌日頭痛などの体調不良を感じやすくなった、という場合、どのような原因が考えられるでしょうか? 対策法も含めてわかりやすく解説します。
Q. ストレスは実際に「溜まる」のでしょうか? そもそもストレスって何ですか?
【大学教授が解説】「上司がストレス」「ストレスが溜まる」など、日常的によく使われる「ストレス」という言葉。多用される中で、ストレスの定義や言葉の使い方も変わってきているようです。どの点が誤りで、何が問題なのか、わかりやすく解説します。
Q. プラセボ効果とは何ですか? 「偽薬」なのに役に立つことはあるんでしょうか?
【薬学博士・大学教授が解説】プラセボ効果とは、本当は有効成分が入っていない薬を本物の薬だと信じて飲んだ場合に、実際に症状の改善がみられることを指します。どんな時に使われて、どう役に立つのか、わかりやすく解説します。
Q. お酒を飲むと暴力的になってしまう人がいるのはなぜですか?
【脳科学者が解説】飲酒運転やお酒の席での暴力事件など、お酒は時に人の命を奪う原因になってしまうことがあります。「お酒を飲むと性格が変わる」人がいますが、その中でもお酒を飲むと暴力をふるうなど、暴力的になってしまう人もいます。これはなぜなのか、どうすればそれらの事件・事故が防げるのかを、わかりやすく解説します。
Q. 「コーヒーを飲むとカフェインのせいで貧血になる」って本当ですか?
【大学教授が解説】コーヒーでカフェインを取ると、貧血になるリスクは上がるのでしょうか? そうした解説も見られますが、実際には、カフェインに鉄の吸収を阻害するようなはたらきはありません。よくある誤解について、わかりやすく解説します。
Q. 寒いとトイレが近くなるのはなぜ?
【大学教授が解説】寒い季節になるとトイレが近くなるのはなぜでしょうか? 寒い場所で体が冷えて、急にトイレに行きたくなった経験は、多くの人にあると思います。なぜ寒いとトイレに行きたくなるのか、わかりやすく解説します。
Q. 忙しいのにネットサーフィンがやめられません。どうすればやめられますか?
【脳科学者が解説】目的のないネットサーフィンやスマホゲームは、暇つぶしには楽しいですが、忙しいときにやめられなくなるのは困りものです。「時間の無駄だ」「こんなことをしている場合ではない」と頭ではわかっていてもなぜやめられないのか、また、効果的にやめる方法はないのか、わかりやすく解説します。
Q. ジェットコースターに乗った日の夜、乗っている感覚が続きます。普通ですか?
【脳科学者・大学教授が解説】ジェットコースターに乗った後や、流れるプールや海水浴で遊んだ後、さらには長い船旅の後などに、まだ揺れているような浮遊感を感じることがあります。めまいや乗り物酔いと感じる方もいるようですが、実際に何が起きているのか、わかりやすく解説します。
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