ふじた さとし
危機意識を与え、新たな行動を習慣化させる変革のプロフェッショナル
能力・キャリア・リーダー開発のエキスパート。IBM、PAOS等を経て起業。大手企業を中心に、15年間で150社、延べ50万人以上の能力評価を実施してきた。
これからのリーダーの要件-情けは人の為ならず
ペンシルバニア大学名門ビジネススクールウォートン校の史上最年少終身教授であるアダム・グラント氏のデビュー作である『「与える人」こそ成功する時代』をベースにこれからのリーダーの要件を考えてみたいと思います。”情けは人の為ならず”が今後のリーダーシップ開発においても新しい視点となるでしょう。
キャリアに影響を与える出会いと環境―3つの教訓
キャリア開発について、ガイドの私のこれまでの経験から考えてみたいと思います。教訓として、1.強烈な文化を持つ厳しい環境に一定期間身を置くこと、2.厳しい師匠との出会いや環境が財産となること、3.絶えず自分を磨き、お声が掛かるまで我慢して自己研鑚することの3つです。
ドラッカー的思考「リーダーのあり方は十人十色」
経営の神様と称されるピーター・ドラッカーの著作にはリーダーシップをメインテーマに扱う本はありません。なぜなら、ドラッカーはリーダーの基本的特性の共通項を探し出すことなど不可能だと考えているからです。実際主義者である彼によれば、そういうものを議論すること自体が時間の無駄とのことです。
自己責任をベースとしたキャリア開発の時代へ
グローバル化された大企業を中心に、日本の至るところで様々な構造改革を強いられています。とりわけ、給料改革-職務給の導入は様々な波紋を投げかけることでしょう。このような時代のキャリア開発で必要な意識とやるべきことを考えていきましょう。
リーダーの極意-ウエストポイント式 仕事の法則とは
パットン、アイゼンハワー、シュワルツコフ―多くのカリスマたちを輩出してきた名門ウエストポイント(米国陸軍士官学校)が教えるリーダーシップの極意は、部下のココロを動かし、過酷な状況下でも最高の成果を達成する、究極の人心掌握術です。ウエストポイントに学び、企業人としての経験も豊富な著者が、最前線の作戦ルームで発揮されるリーダーシップの極意を披露します。
自己変革のリーダーシップ-意志力と継続力の大切さ
「君は、どう生きるのか」-富士フィルムホールディングスのCEOである古森重隆氏が実践的な生き方本として出版しました。大胆な業態変換を実現し、V字回復したカリスマ経営者の体験や考え方をわかりやすく記した書籍です。
アドラーとは何か キャリアプランと人生の関係
欧州を中心にフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアドラーですが、これまで日本では日陰の存在でした。アドラーの教えを青年と哲人との対話で表現した「嫌われる勇気」と言う本が今年ベストセラーになり、アドラーの思想が注目されています。アドラーの考える人生やキャリアの捉え方にフォーカスを当てたいと思います。
心の持ちようでキャリアを変えることができる
先日、或る方より紹介された本を読みました。自分自身を見つめなおすきっかけとなる良著で皆さんと共有できればと思います。岡山の名門校、ノートルダム清心学園理事長で修道女(シスター)である渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」と言う本です。
市場性を踏まえた上でのキャリア開発
大手企業を中心に、このところキャリア開発研修の内容が刷新されています。これまでは過去の棚卸しを行い、自身の価値観を捉え、現在の強みや弱みを認識した上で、未来のキャリア(在りたい姿や目的地)を考えていく形がお決まりのパターンでした。現在の強みと弱みの客観化がどうも機能していないようです。
リーダーに必要な先見性~松下幸之助氏から学ぶ~
日本を代表する経営者である松下幸之助氏。多くの経営者、ビジネスパーソンより経営の神様として慕われています。今回は彼のリーダーシップの本質を捉えてみたいと思います。それは時代のニーズを掴み、近未来を想像する「先見性」に他なりません。
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