ちゅうじょう たかのり
音楽・芸能を通して現代を斬る!歌謡曲のプリンス
シンガーソングライター、音楽評論家として活躍中。 音楽・芸能を通して現代を斬る!歌謡曲のプリンス
4.13 ジョニー大倉復活
2014年4月13日……ジョニー大倉がステージに帰ってきた。かつて矢沢永吉らと結成していた『キャロル』が解散して39年目のその日に。肺がんによる余命2週間宣告をうけてから、まだ1年もたっていない。髪は抗がん剤で抜け落ち、足取りもおぼつかないなど、たしかにその風貌はまだ弱々しい。しかし、ステージから放つ鋭い眼光と、腹の底からしぼり出すようなシャウトはまぎれもない"伝説のロックンローラー"のものだった。
ジョニー大倉復帰!次男・大倉弘也インタビュー
2013年6月に肺がんでの入院を公表して以来、活動を休止していたジョニー大倉。しかしこのたび、ある情報筋からジョニー大倉復帰ライブの知らせが飛び込んできた。復活のその日は4月13日。そう、39年前にキャロルが解散したあの“4月13日”だ。復帰ライブに至るいきさつやジョニーの近況について、次男で俳優の大倉弘也さんにお話をうかがった。
大衆演劇若手スター! 玄海花道インタビュー
幾人もの若手スターが人気を集めにわかに活気づいている大衆演劇。今回、インタビューに応じていただいたのは1960年代に昭和の大エンターテイナー・トニー谷さんの後援で立ち上がったという歴史ある劇団『筑紫桃太郎一座』の若手花形『玄海花道(げんかいはなみち)』さん。
迷カバー!?『RYDEEN ~Dance All Night~』
『EXILE』の妹分グループ『E-girls』が、日本が世界に誇るテクノユニット『YMO』の名曲をカバー!その名も『RYDEEN ~Dance All Night~』。オフィシャルのYOUTUBE動画は公開一週間で100万回再生を記録する勢いだが、そのクオリティははたして!?
歌謡曲は死んだのか?
『歌謡曲』という言葉はすっかりすたれてしまった。1990年代初頭に『J-POP』という無味乾燥な言葉にその座を追われて以来、凋落はいちじるしく、今では社会的な存在感はほとんど無に等しい。歌謡曲は死んでしまったのか? たしかに言葉としては死にかけている。しかし、むしろかつての歌謡曲らしさを備えたJ-POPは近年になって数を増やしつつあるのだ。
沢田研二入門(1)1965年~1968年
日本近代音楽の巨人『沢田研二』。彼の作品、事績にふれながら日本の歌謡曲、ポップス、和製ロックの歴史に対する理解を深めてゆくコーナー『沢田研二入門』。第一弾はデビュー前夜の1965年から『ザ・タイガース』でのデビュー、グループサウンズブームのトップにのぼりつめた1968年までをご紹介。
提唱『メドレー歌謡』!『演歌チャンチャカチャン』等
1978年に大ヒットをおさめた平野雅昭の『演歌チャンチャカチャン』。軽薄なイメージだからと言って単なるスナック芸の延長と切り捨ててしまうのはもったいない。この曲こそが、戦前から細々と一定のシェアを保ってきた『メドレー歌謡』の真髄なのだ。っていうか『メドレー歌謡』ってなんなんだ?あきれたぼういずや嘉門達夫、マイナー・チューニング・バンドなどと比較しながら新定義『メドレー歌謡』を提唱する。
追悼復刻のやしきたかじん初期アルバム4作を徹底解説
惜しまれつつも亡くなったやしきたかじん。2014年2月26日、彼の初期アルバム4作品が完全な形で復刻発売される。1976年~1981年の、まだバラエティ番組などに多く出演する以前の作品で、ほぼ全曲が本人作曲。芸能人としての豪快なイメージはなく、本来の繊細なシンガーソングライターとしての魅力がつまった力作ばかりだ。
44年ぶり!ザ・タイガース2013ツアーレポート
12月27日、東京ドームでの公演をもって終了したザ・タイガース2013ツアー。44年ぶりに沢田研二、岸部一徳、森本太郎、瞳みのる、加橋かつみのオリジナルメンバーが揃い、約10万人を動員した一大イベントだった。大阪・京セラドームでの公演に参加した中将タカノリによるレポ&雑感。
GS豪華インタビュー!今井久&沖津久幸&堀こうじ
2013年11月25日、大阪市内のライブハウス『天満橋RAW TRACKS』で開催されたイベント『今井久を囲む会』にインタビュアーとして招待された中将タカノリ。今井久(パープルシャドウズ)をインタビューするつもりで準備していると、なんと本番には沖津久幸(ザ・ジャガーズ)、堀こうじ(ザ・リンド&リンダース)が乱入し、もはやGSすぎてわけのわからない空間に。
その道のプロ・専門家約900人
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